やぶへび

実用日本語表現辞典

藪蛇

読み方：やぶへび
別表記：やぶ蛇、ヤブヘビ

「藪をつついて蛇を出す」を略した語で、余計なことをして状況を悪くする、しなくてもよいことをして危難に遭うことなどを意味する言い回し。

（2012年12月24日更新）

デジタル大辞泉

やぶ‐へび【^×藪蛇】

読み方：やぶへび

《「藪をつついて蛇を出す」から》よけいなことをして、かえって自分にとって悪い結果を招くこと。「文句がとんだ—になる」

短編小説作品名辞典

やぶへび

作者ローレンス・G.ブロックマン

収載図書北村薫の本格ミステリ・ライブラリー
出版社角川書店
刊行年月2001.8
シリーズ名角川文庫

やぶへび

作者夏樹静子

収載図書四文字の殺意
出版社文藝春秋
刊行年月2007.2

隠語大辞典

薮蛇

読み方：やぶへび

1. 藪をつついて蛇を出すといへる略語。いらざる事を為し却て其れが為めに累を己れに及ぼすこと。
2. 自分でいひ出して、その結果自分の不利におち入ることをいふ。
3. 自分から言ひ出してその結果自分の不利になることをいふ。
4. 「薮をつついて蛇を出す」の略、余計なことをして思わぬ禍を受けること。

分類 俗語、東京

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Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

やぶへび

出典:『Wiktionary』 (2018/04/06 01:19 UTC 版)

名詞

やぶへび【藪（/薮）蛇】

1. （藪をつついて蛇を出すより）余計なことをして、悪い結果を招くこと、又は、悪い結果を招く余計なこと。
   • 他の場合とは違つて選挙ですから、実は僕なぞの出る幕では無いと思つたのです。万一、選挙人の感情を害するやうなことが有つては、反つて藪蛇だ。左様思ふから、まあ演説は見合せにする考へだつたのです。（島崎藤村 『破戒』）

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「やぶへび」の例文・使い方・用例・文例

• やぶへびを出すな。
• つまらない手出しをしてやぶへびに終わった。
• 《諺》 やぶへびを出すな.