三省堂 大辞林 |
やけに 1
日本語活用形辞書 |
品詞の分類
「やけに」の用例一覧
菊池寛 父帰る (青空文庫)
郎 おたあさん、おたねはどこへ行ったの。 母 仕立物を届けに行った。 賢一郎 まだ仕立物をしとるの。もう人の 家 ( うち ) の仕事やこし、せんでもええのに。 母 そうやけど嫁入りの時に、一枚...
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菊池寛 屋上の狂人 (青空文庫)
那の好きなあぶらげを買うて来ましょうか。あれを見せたらすぐ降りるけに。 義助 それより竿で突ついてやれ、かまやせんわい。 吉治 そななむごいことができるもんな。若旦那は何も知らんのや。皆 憑 ( つ ) いている者がさせておるんやけに。 義助...
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芥川龍之介 春の夜は (青空文庫)
椅子の上に爪を磨いてゐる。誰か窓の前にレエスをかがつてゐる。誰かやけに花をむしつてゐる。誰かそつと 鸚鵡 ( あうむ ) を絞め殺してゐる。誰か小さいレストランの裏の煙突の下に眠つてゐる。誰か 帆前船 ( ほまへせん ) の帆...
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