もて

デジタル大辞泉

も‐て【^▽以て】

読み方：もて

［連語］《「も（持）ちて」の音変化》

１ 手段・材料を表す。…によって。…で。

「我妹子(わぎもこ)が形見の衣なかりせば何物—か命継がまし」〈万・三七三三〉

２ 語調を強めるのに用いる。 →もっ（以）て

「貧しき者は財(たから)を—礼とし」〈徒然・一三一〉

[補説] 1・2とも「をもて」の形でも用いられる。

［接頭］動詞に付いて、その意味を強めたり、語調を整えたりするのに用いる。「—あつかう」「—はやす」「—さわぐ」

もて【持て】

読み方：もて

［名］(スル)《動詞「持てる」の名詞化》俗に、もてること。人に好意をもたれること。「女—するタイプ」→持てる2

もて【^▽面】

読み方：もて

「おもて」の音変化。

「あが—の忘れも時(しだ)は筑波嶺を振りさけ見つつ妹は偲(しぬ)はね」〈万・四三六七〉

日本語活用形辞書

持て

読み方：もて

タ行五段活用の動詞「持つ」の命令形。

終止形

持つ  » 「持つ」の意味を調べる

持て

読み方：もて

タ行下一段活用の動詞「持てる」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

持てる  » 「持てる」の意味を調べる

用例

算盤が持てない、男は気で持て、間が持てない、娘三人持てば身代つぶす

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和歌山弁辞書

（［動・用］～し）もて

～しながら
例「たべもて」＝「食べながら」
「あるきもて」＝「歩きながら」

JMnedict

茂手

姓	読み方
茂手	もて

Weblio日本語例文用例辞書

「もて」の例文・使い方・用例・文例

• だれにも明るい展望がもてなかった
• 彼の小説は間違いなく興味がもてる
• ご主人は私たちをとてもよくもてなしてくれた
• 彼女は私たちに茶菓のもてなしをしてくれた
• 手厚いもてなし
• 彼らは大変手厚くもてなしてくれた
• 私たちは彼の手厚いもてなしに感謝した
• 彼女はパーティーで私たちをもてなしてくれた
• 大切なゲストを丁重にもてなす
• 彼はすばらしいごちそうで私たちをもてなしてくれた
• 温かいおもてなしのお礼に皆さんを私の家にご招待したいと思います
• あなたとこうして話をする機会をもてて私はとてもうれしい
• 彼は彼女の愛情をもてあそんでいた
• Baronが企業買収に成功すれば、同社は、名声を確立したHoward Hotelsブランドやその豪華なおもてなしのノウハウを手に入れることになる。
• 豪華なおもてなしで知られる。
• 焼きハマグリパーティーは友人や家族をもてなす素晴らしい方法だ。
• 彼らはモンゴル人がもてなし上手になったのは人口密度が低いからだと主張している。
• 他の人の感情をもてあそぶのは嫌いです。
• あなたのとても良いもてなしのおかげで良い旅行になった。
• たいしたおもてなしができないけど、私たちの家にも遊びにきてね。