三省堂 大辞林 |
もたせか・ける 0 5 【▼凭せ掛ける】
(1)しっかりした物に寄りかからせて立てる。
「電車の扉に体を―・ける」「材木を壁に―・ける」
(2)相手が喜ぶようにしむける。思わせぶりをする。
「弱みを見せじと偽に―・けたる我心/浄瑠璃・賢女の手習」
「もたせかける」の用例一覧
豊島与志雄 ピンカンウーリの阿媽 (青空文庫)
戯文ではない。それを書くのだから、なにかそこにはおのずから心情の温かみがあろう。愛情というほど強いものではない。ただ、頬杖をつくぐらいな気持ちで頭をもたせかける胸、何も求めない無償の意味で心を寄せかける肌、それ...
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折口信夫 日琉語族論 (青空文庫)
橋のやうに、両端を物にもたせかける要がないのである。 播磨風土記揖保郡の「御橋の山は、大汝命の造つたもので、 積 ( ツミテ ) レ 俵 ヲ 立 ツ レ 橋 ヲ 、山、石橋に似る」とある。竪橋...
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海野十三 空襲警報 (青空文庫)
……しかし、西瓜ならもう家の中に取りこんであるからお 生憎 ( あいにく ) さまだ。ハハンのフフンだ。—— と、旗男はなおも眼をはなさないでいると、かの男は、見られているとも知らず、井戸の上に身体をもたせかける...
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