もずとは? わかりやすく解説

もず【百舌/×鵙/百鳥】

読み方:もず

モズ科全長20センチ。雄は頭部赤茶色で目を通る黒い帯があり、背面灰褐色下面淡褐色。雌は全体褐色くちばしは鋭い鉤(かぎ)状をし、小動物捕食秋になると、獲物木の枝などに突き刺して速贄(はやにえ)を作る習性があり、また、長い尾を振りながらキイキイキチキチと鋭い声で高鳴きをする。平地低山林縁繁殖。もずたか。《 秋》「かなしめば—金色の日を負ひ来/楸邨

スズメ目モズ科鳥の総称チゴモズアカモズ夏鳥として、オオモズ冬鳥として日本渡来


もず

原題:
製作国:日本
製作年:1961
配給:松竹
スタッフ
監督:渋谷実 シブヤミノル
製作:若槻繁 

渋谷実 シブヤミノル
原作:水木洋子 ミズキヨウコ
脚色:水木洋子 ミズキヨウコ
企画:佐々木孟 
撮影:長岡博之 ナガオカヒロユキ
音楽:武満徹 タケミツトオル
美術:松山崇 マツヤマタカシ
録音:大村三郎 オオムラサブロウ
スクリプター:堺謙一 
照明:小泉喜代司 コイズミキヨシ
キャスト(役名
淡島千景 アワシマチカゲ (岡田すが子)
有馬稲子 アリマイネコ (岡田さち子
永井智雄 ナガイトモオ (藤村
山田五十鈴 ヤマダイスズ (一福のおかみ)
深見泰三 フカミタイゾウ (一福主人
桜むつ子 サクラムツコ (おてる)
乙羽信子 オトワノブコ (おなか)
高橋とよ タカハシトヨ (一恵
清川虹子 キヨカワニジコ (阿部ツネ
川津祐介 カワヅユウスケ (酒田
岩崎加根子 イワサキカネコ (アヤ子)
辻伊万里 ツジイマリ (増子)
柏木優子 カシワギユウコ (チエ子
日高澄子 ヒダカスミコ (波子
佐藤慶 サトウケイ (マスター
町田祥子 マチダヨウコ (ナミ美容院見習
解説
テレビ・ドラマを「おとうと(1960)」の水木洋子が自ら脚色した母と娘情愛テーマしたもので、「バナナ」の渋谷実監督した撮影は「「青衣の人」より 離愁」の長岡博之
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
新橋裏の三流小料理屋一福」の住込み女中すが子のところへ松山から娘のさち子訪ねてきた。二人の再会二十年ぶりで、さち子結婚生活破れ美容師になるにめの上京だった。たまたますが子のパトロン藤村との逢う瀬目撃したさち子は、母のすさんだ生活を嫌悪した。さち子都心美容院に職が決った日、母の同僚おなかがすが子が倒れた知らせてきた。すが子は「一福」のお女将とうまくゆかず、同僚のおてるの家に厄介になっていた。さち子一緒に住むことになり、病状とともに母娘の仲もよくなっていった。おてるの叔母一恵さち子縁談持ってきた。相手六十老人だというのに、さち子見合承諾したことで、また母娘の仲は険悪になった。三カ月後、母娘阿部ツネ部屋移ったさち子同僚アヤ子の紹介だった。すが子は「一福」をやめ、藤村手を切ったその頃松山から酒田という青年上京した。彼は青年会会って以来さち子愛していた。酒田求婚さち子断った。すが子は酒田出現嫉妬した口喧嘩翌朝、すが子は自殺はかった。母との生活に疲れきったさち子は、松山帰る決心をした。が、すが子がまた倒れ死の宣告をうけた。無理して入院させたものの医療費困った藤村相談すると、交換条件さち子の体を要求した万事窮したさち子藤村に身をまかしたその頃、すが子は息を引きとった。母のもとにはさち子名儀で六二千八百円の貯金通帳があった。母の愛情をはじめて知ったさち子は母の亡骸しがみついていつまで泣きつづけた

もず

原題:The Shrike
製作国:アメリカ
製作年:1955
配給:日本ユニヴァーサル映画会社配給
スタッフ
監督:Jose Ferrer ホセ・フェラー

Jose Ferrer ホセ・フェラー
製作:Aaron Rosenberg アーロン・ローゼンバーグ
原作戯曲:Joseph Kramm ジョゼフ・クラム
脚色:Ketti Frings ケッティ・フリングス
撮影:William Daniels ウィリアム・ダニエルズ
音楽:Frank Skinner フランク・スキナー
音楽監修:Joseph Gershenson ジョセフ・ガーシェンソン
美術:Alexander Golitzen アレクサンダー・ゴリッツェン

Richard Riedel 
編集:Frank Gross 
録音:Leslie I. Carey レスリー・I・カレー

Corson Jowett 
キャスト(役名
Jose Ferrer ホセ・フェラー (Jim Downs
June Allyson ジューン・アリソン (Ann Downs
Joy Page ジョイ・ペイジ (Charlotte Moore
Kendall Clark ケンドール・クラーク (Dr. Bellman
Isabel Bonner イザベル・ボナー (Dr. Barrow
Jay Barney ジェイ・バーニー (Dr. Kramer)
Somer Alberg ソマー・アルバーグ (Dr. Schlesinger
Edward Platt エドワード・プラット (Harry Downs
Dick Benedict ディック・ベネディクト (Gregory
Will Kuluva ウィル・クルーヴァ (Ankoritis)
Bartin Newman  (O'Brien)
Billy Greene ビリー・グリーン (Scholss)
Joe Comadore ジョー・コマドア (Major
Leigh Whipper  (Carlisle
Mary Bell  (Wingete)
Adrienne Marden エドリエン・マーデン (Miss Raymond
解説
ケイン号の叛乱」のホセ・フェラーがはじめて監督主演する作品で、彼自身ブロードウェイで製作・演出主演したジョゼフ・クラム戯曲の映画化である。脚色は「愛しのシバよ帰れ」のケッティ・フリングス夫婦間愛情機微を描く心理映画である。撮影は「六つの橋を渡る男」のウィリアム・ダニエルス音楽作品は「異教徒の旗印」のフランク・スキナーホセ・フェラーに「グレン・ミラー物語」のジューン・アリソン共演し、以下「戦闘機攻撃」のジョイ・ペイジ、「六つの橋を渡る男」のケンドール・クラーク原作者クラム夫人イザベル・ボナージェイ・バーニーソマー・アルバーグ、エド・プラットなど舞台人が多い。1955年作品
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
一時天才謳われたニューヨーク演劇演出家ジム・ダウンズ(ホセ・フェラー)は、失敗作続いて絶望し催眠薬自殺計って入院させられた。妻のアンジューン・アリソン)は意識回復した夫に変わらぬ愛を告げたが、彼はもうすべて手おくれと言うけだった女優のシャーロット・ムーア(ジョイ・ペイジ)がジム見舞いに来たがアン面会させなかった。ジム精神科医師ベルマンに、妻の許へ帰る気はないと言い結婚生活9年間に、もとは愛していたアンを嫌うようになったいきさつ話し出した。――ジムは、彼の最初演出作品出演したアンと恋に陥ち、結婚した第2作は全く失敗しそのとき妻を厭う気持ち萠した。第3作で、アンふさわしくない役を無理にジムから貰ったが、初日4日前になって辞めると言い出したアン流産しからますます夫の生活に割りむようになった。ジム稽古俳優夢中になると彼女は嫉妬し時にはシーン変更要求した彼の新作対す批評はいずれ芳しくないものばかりだったが、彼女は切抜帖に貼ってそれを読み上げた。彼女はまたプロデューサーから夫へかかる電話を夫に気苦労させぬためと称して勝手に処理したジム新作無名新人シャーロット・ムーアが主演し、彼女は好評だったが、興行失敗だった。ジムシャーロット慰め言葉わずかに救われる思いだった。やがてジムには演出依頼注文が来なくなったアンから彼女の親の元で働いてはどうかといわれたジムはひどい屈辱感じて家を出、それきり病院再会するまでアンとは会わなかった。――ジム告白聞いたベルマン医師は、看護婦に“彼の妻はもずだ”ともらした。もずは姿に似ず獲物を嘴で刺す残忍ななのだ。ジム見舞いに来た兄のハリーに、妻と離れてからシャーロット急速に親しくなったが、自分アン見えないきずなでつながれているのを知り、それを絶ち切るために自殺計った告白したアン精神状態調べたベルマン医師は彼女が知らず知らずに夫の仕事嫉妬し仕事破壊することで夫を破滅させ、ひいては自分自身をも破滅させるものだと結論した。これを知ってアン隠されたおのれの性格愕然とした退院するジムアン事情をつげて1人帰ってくれと頼んだが、ジムはこの件はぼくたち2人だけで解決しようといい、久しぶり2人揃って家路につくのだった

百舌鳥

読み方:もず

  1. 世事ニ疎キ田舎人。〔第二類 人物風俗
  2. 世事に疎い田舎者のこと。
  3. 世事にうとい田舎者のこと。
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毛受

読み方
毛受もず

万代

読み方
万代もず

もず

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/08 23:07 UTC 版)

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もず

出典:『Wiktionary』 (2018/07/01 19:36 UTC 版)

名詞

もず百舌百舌鳥

  1. スズメ目モズ科モズ属の総称
  2. 1.属す鳥の一種モズ参照

関連語





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