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三省堂 大辞林

三省堂三省堂

もぐら 0 【〈土竜〉/〈鼹鼠〉】

(1)食虫目モグラ科哺乳類総称地下生活に適応して、目が退化し、前足大きく穴を掘りやすい形になっている。ヨーロッパ・アジアに分布。むぐら。

(2) (1) 一種頭胴長15センチメートル内外尾長2センチメートル内外。体はないし黒茶色。地下にすみ、ミミズ昆虫などを食べる。トンネルを掘る時に土を押し上げ農作物などを枯らすことがある。関東東北地方分布アズマモグラ

もぐら 0葎】



隠語大辞典

皓星社皓星社

土竜

読み方:もぐら

  1. 床下から忍び入る泥棒或は土砂運搬人夫破獄すること。

土竜

読み方:もぐら

  1. 床下下又ハ壁ノ裾ナドヲ発掘破壊シテ屋内ニ忍入ルヲ云フ。〔第三類 犯罪行為
  2. 床下から忍込む盗賊。賊刑事用ふ隠語
  3. もぐらは壁の裾や土台縁の下などを掘つて屋内へ忍込むもので「土台掘り」「九太夫」などとも云ふ。
  4. 〔犯〕床下から忍込む賊。
  5. 床下等を掘って屋内侵入して窃盗する者。〔一般犯罪
  6. 盗犯手口土台下を掘つて侵入する。もぐらは土中に穴を開け棲息するところより。〔盗〕
  7. 床下等を掘って屋内侵入して窃盗をする者。

分類 強窃盗、犯罪犯罪者盗賊刑事、盗/犯罪


土竜

読み方:もぐら

  1. 土砂運搬人夫。〔第二類 人物風俗
隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


ウィキペディア

ウィキペディアウィキペディア

モグラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/04/07 08:57 UTC 版)

(もぐら から転送)

モグラ科 Talpidae
European mole animal.jpg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: トガリネズミ目 Soricomorpha
: モグラ科 Talpidae
(Fischer de Waldheim, 1817)

本文参照

地表近くをモグラが通過した跡の土盛り(英語ではMolehill): 千葉市加曽利貝塚にて(2008年10月13日撮影)

モグラ土竜、鼢、鼴、蚡、鼹鼠)は、トガリネズミ目モグラ科(Talpidae)に属する哺乳類の総称である。

ヨーロッパアジア北アメリカに分布。

目次

形態

モグラはずんぐりとした胴体を持つ。とがった鼻を持ち、眼は退化して小さく視力はほとんどない。また、耳も外見からは見えない。四肢は短く、前足の掌部は平たく大きくなり、鋭い爪がある。これらは地下で穴を掘って暮らすための適応と考えられる。また、前足は下ではなく横を向いているため、地上ではあまりうまく扱えない。全身が細かい毛で覆われ、鼻先だけが露出している。尾は短い棒状。

生態

モグラは地下にトンネルを掘り、その中で生活する。ただし、掘削作業は重労働であるため積極的に穴掘りを行うわけではなく、主となるのは既存のトンネルの修復や改修である。地表付近にトンネルを掘ったり、巣の外へ排出された残土が積みあがるなどの理由で、地上には土の盛り上がった場所ができる。これを「モグラ塚」という。

地中に棲むミミズ昆虫の幼虫を主な食物としている。多くの種に見られる狩猟法は、一定の範囲内に掘られたトンネルに偶然引っかかってトンネル内に落下してきた獲物を感知・採取するという方法である。そのため、モグラのトンネルは巣であるのと同時に狩猟用の罠となっている。

モグラが地上で死んでいる例が時々見られ、「太陽に当たって死んだ」とされ、モグラは日光に当たると死ぬと言われてきたが、それは誤りである。モグラは普段地中に住み、地上はめったに出てこないため「太陽に当たって死んだ」と誤解されたのだろう。実際にはモグラはしばしば昼間でも地上に現われるが、人間が気付かないだけである。死んでいるのは、仲間との争いで地上に追い出されて餓死したものと考えられる。

実際、モグラは非常な大食漢で、胃の中に12時間以上食物が無いと餓死してしまう。この特性を知らないでモグラを飼い、餌を与えきれずに死なせてしまうことが少なくない。

なお、餌が手に入らなかった場合の対策として、唾液に麻酔成分が含まれており、それによって獲物を噛んで仮死状態にして巣に貯蔵しておくという習性を持つものが存在する。

一生地面から出ないイメージがあるが実は泳ぎが上手く、移動中やむなく水辺に当たった場合などは泳いで移動をする。

モグラの種類

モグラ科には12属が含まれる。主な属・種を以下に記す。

日本のモグラ

日本には4属7種のモグラ類が棲息し、さらに複数の亜種に分けられるが、分類には異説もある。7種のうち、コウベモグラを除く6種が日本固有種である。 北海道を除くほぼ全国で、都市部以外では人家周辺でも普通に「モグラ塚」が見られる。たとえば、都心の孤立した緑地である皇居でも、吹上御所にアズマモグラが棲息している。

日本のモグラ類は、“あまりモグラらしくないモグラ”であるヒミズ(日不見)類と、その他の真性モグラ類とに大別される。 ヒミズとヒメヒミズは森林の落ち葉や腐食層の下で暮らすが、動きが素早く、しばしば地上にも現れる半地下生活者である。

2属5種の真性モグラ類のうち、コウベモグラ西日本に、アズマモグラは主に東日本に広く分布する。両者の生息域の境界線は中部地方にあるが、やや大型のコウベモグラが少しずつ東側に生息域を広げつつある。これは、先に大陸から移入したアズマモグラが日本全土に生息域を広げたあとに、新たに大陸から移入してきたコウベモグラが東進しているためともいわれる。

一方、アズマモグラ以前の先住者といわれるコモグラ、ミズラモグラなどは生息域が減少し、山地などに隔離分布するようになってきており、それぞれに程度の差はあるものの、絶滅が危惧されている。

  • ヒメヒミズ属 Dymecodon
    • ヒメヒミズ D. pilirostris 【本州・四国・九州、日本固有種】
    頭胴長70~84ミリと、非常に小型。外形はモグラとトガリネズミの中間。ヒミズと競合し、より標高の高い山地に棲息。はっきりしたトンネルは掘らず、落ち葉の下などで単独で生活する。本種のみでヒメヒミズ属を構成する。
  • ヒミズ属 Urotrichus
    • ヒミズ U. talpoides 【本州・四国・九州・淡路島・小豆島・対馬・隱岐など、日本固有種】
    落ち葉や腐食層に浅いトンネルを掘り、夜間には地表も歩き回る、半地下性の生活を営む。対馬の個体群を亜種として U.t.adversus とすることもある。本種のみでヒミズ属を構成する。
  • ミズラモグラ属 Euroscaptor
    本州からしか発見されておらず、棲息数は少ない。棲息域によってヒワミズラモグラ、フジミズラモグラ、シナノミズラモグラの3亜種に分ける説もあり、これらがそれぞれ 準絶滅危惧(NT)環境省レッドリスト)に指定されている。
  • モグラ属 Mogera(Moguraの読み間違いで記載されている)
    • アズマモグラ M. imaizumii (Mogera wogura) 【本州(中部以北のほか、紀伊半島、広島県などに孤立小個体群)・四国(剣山・石鎚山)・小豆島・粟島(新潟県)、日本固有種】
    主に東日本に分布する日本固有種。山地に棲む小型のものがコモグラ M.i.minor として亜種とされることもある。
    • コウベモグラ M. wogura 【本州(中部以南)・対馬・種子島・屋久島・隱岐など】
    西日本に棲息する大型種で、アジア大陸にも分布。屋久島と種子島に棲息する小型のものをヤクシマモグラ M.w.kanai として亜種とする説もある。
    越後平野の個体群は、佐渡島のものよりやや大型で、エチゴモグラ M.etigo として別種とする説もあるが、サドモグラの亜種 M. t. etigo とされることが多い。農業基盤整備事業等による環境の改変のため、越後平野の主要な棲息地が大型モグラの棲息に不利な環境となり、小型種のアズマモグラが侵入するとともに、エチゴモグラは分布域を縮小しつつある。エチゴモグラは絶滅危惧IB類(EN)環境省レッドリスト)に指定されている。
    1976年採取、1991年新種認定。標本は、亜熱帯の尖閣諸島に属する約4平方キロメートルの島、魚釣島の、海岸近くの草地で捕獲されたメスの1体のみ。生息数は非常に少ないと考えられるが、1978年に魚釣島に持ち込まれたヤギの大増殖による環境破壊のために、存続が危ぶまれている。発見当初はNesoscaptor 属を作りNesoscaptor uchidai として1属1種とされたが、現在はMogera 属に含める説が有力である。

日本以外のモグラ

  • ホシバナモグラ属 Condylura
    • ホシバナモグラ C. cristata
    (英名 star-nosed mole) 北アメリカに生息。鼻の先端に左右あわせ22本の突起が放射状に配置している。大脳新皮質の一次体性感覚野には左右それぞれ11本の鼻の突起に対応した体性感覚地図がある[1]。本種のみでホシバナモグラ属を構成する。
  • ロシアデスマン属 Desmana
    水生生活に適応したモグラ。体長18~21.5cmとモグラ科で最も大きい。本種のみでロシアデスマン属を構成する。
  • ピレネーデスマン属 Galemys
    スペイン北部、フランス南部、ポルトガル北部に生息する。本種のみでピレネーデスマン属を構成する。
  • アメリカヒミズ属 Neurotrichus
    • アメリカヒミズ N. gibbsii
    北アメリカに生息する。本種のみでアメリカヒミズ属を構成する。
  • セイブモグラ属 Scapanus
    • トウブモグラ S. aquaticus、セイブモグラ S. townsendi など
    北アメリカに生息する。
  • ヨーロッパモグラ属 Talpa
    ヨーロッパに広く生息する。
ヨーロッパモグラTalpa europaeaモグラ塚(英語はMolehill

  1. ^ “Organization of the somatosensory cortex of the star-nosed mole.”. J Comp Neurol 351 (4): 549-67. (1995). PMID 7721983. 


「モグラ」の続きの解説一覧


Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)

出典:Wiktionary

もぐら

出典:『Wiktionary』 (2010/11/07 10:26 UTC 版)

名詞:動物

もぐら、鼹、鼴、鼴、鼢】

  1. モグラ目モグラ科属す動物総称

翻訳

名詞:植物

もぐら

  1. むぐら雑草


漢字辞典

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