実用日本語表現辞典 |
「めっそうもない」の用例一覧
鍵屋の辻 (青空文庫)
心持になった、亭主、この羽織をお前にくれてやろう」 「旦那様、めっそうもない……」 「ま、取っておけ、少し長いぞ」 と云ったが又右衛門の身丈(みのたけ)六尺二寸と云うのだからぞろりと着れば踵まであったかも知れない...
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田中貢太郎 轆轤首 (青空文庫)
に山賊を見た。 「何じゃ、どうしたのじゃ、人を裸にしておいて謝る奴があるか」 「いいえ、めっそうもない」 山賊は頭を 掻 ( か ) いた。 「こんな度胸のいい 仮父衆 ( おやぶんしゅう ) を、ただ...
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八人みさきの話 (青空文庫)
人の討手は不意に長福寺へ来た。 「比江山の女房小供を渡せ」 住職は驚いたが欺せるものなら欺そうと思った。 「めっそうもない、比江山の女房小供が隠れておるなどとは、存じもよらんことでござる」 「云うな、比江山の女房小供六人が、此処...
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