三省堂 大辞林 |
そうそう 0 【▼叢▼叢】
むらむら 1 【群群/▼叢▼叢】
(1)あちこちに群がっているさま。
「凌霄(のうぜん)の燃えるやうな花が―と咲いてゐる/ヰタ・セクスアリス(鴎外)」
(2)群れをなして集まったり動いたりするさま。
「石橋へ、―と集つて列を作る/偸盗(竜之介)」
(3)雲・煙などの湧き上がるさま。
「雲―と立ち渡りつ/自然と人生(蘆花)」
(4)衝動や激しい感情が急に起こるさま。
「―と怒りがこみ上げる」「―と悪心がきざす」
「むらむら」の用例一覧
芥川龍之介 翻訳小品 (青空文庫)
ろふ ) が、「あいつも詐偽師の仲間だぜ。」と云ふと、 一斉 ( いつせい ) にむらむら 襲 ( おそ ) ひかかつて、この孔雀をも亦突き殺してしまつた。(Anonym) (大正十四年十二月) 底本:「筑摩...
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枕草子/第二段 (Wikisource)
などの、行き違ひたるこそ、をかしけれ。「いかばかりなる人、九重を馴らすらむ」など思ひやらるるに、内裏にて見るは、いとせばきほどにて、舎人の顔のきぬもあらはれ、まことに黒きに、白きものいきつかぬところは、雪のむらむら...
ja.wikisource.org/wiki/枕草子/第二段
斎藤茂吉 脱帽 (青空文庫)
思慮のいとまもなく小走に走って行つて、重い書物をば卓のうへに置いた。 それからむらむらと憤怒の心が起つて溜まらぬので、彼の男を二たび見つけて、何かの形で突かかつてやらねばならぬといふ気がした。 然るに僕はさうしなかつた。陰気...
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