三省堂 大辞林 |
ミール 1 [meal]
ミール 1 [(ロシア) mir]
みる 1 【〈海松〉/〈水松〉】
(2)染め色の名。黒みがかった萌黄(もえぎ)色。暗緑色。
(3)襲(かさね)の色目の名。表は萌黄、裏は青。四季の祝儀に着用。
ミル 1 [mil]
ミル [Mill]
(2)〔John Stuart M.〕(1806-1873) イギリスの哲学者・経済学者。(1)の長男。ロマン主義の影響下、ベンサムの功利主義を修正して質的快楽主義を唱える一方、帰納法の論理を完成して社会科学に貢献。経済学については社会主義思想の高まりの中で改良主義の立場からリカード分配法則を中心に修正を施した。著「経済学原理」「自由論」「論理学大系」「女性の隷従」
みる 1 【見る】
[一]
(1)視覚によって、物の形・色・様子などを知覚する。
「建物を正面から〈みる〉」「〈み〉たことのない鳥がいる」「不正を〈み〉て〈み〉ないふりをする」「〈みる〉からに強そうな男」「しばらく〈み〉ないうちにずいぶん変わった」「〈みる〉も無残な最期」
(2)(「観る」とも書く)風景などを、そこへ出かけていって楽しむ。見物する。
「桜を〈み〉に行く」
(3)(「観る」とも書く)芝居や映画、スポーツの試合などを鑑賞する。
「まだ歌舞伎を〈み〉たことがない」「内野席で野球を〈みる〉」
(4)文字・図などによって表されている内容を理解する。
「朝刊はまだ〈み〉ていない」「心電図を〈みる〉」
(5)存在を確認する。認める。ある。「みられる」の形で用いることが多い。
「まれに〈みる〉秀才」「昔の農家に多く〈み〉られる間取り」
(6)判断を下すために、物事の状態などを調べる。
「雲を〈みる〉」「相手の出方を〈みる〉」「様子を〈みる〉」「味を〈みる〉」「湯かげんを〈みる〉」
(7) (ア)判断する。評価する。
「世間を甘く〈みる〉」「人を〈み〉て法を説く」
(イ)(「診る」とも書く)医者が体の様子を調べ、健康状態を判断する。診断する。
「患者を〈みる〉」
(ウ)うらなう。
「手相を〈みる〉」
(エ)鑑定する。
「彼が〈み〉て一休の書というのだから確かだろう」
(オ)(「…からみて」などの形で)その立場に立って判断することを表す。…からいうと。
「私から〈みる〉とどっちもどっちだ」「全体として〈みれ〉ばよくできている」
(カ)(「…にみる」の形で)ある限られた範囲を対象として結果・結論を導く。
「流行歌に〈みる〉世相」「若者に〈みる〉敬語意識」
(8)(「看る」とも書く)悪い事態にならないよう、気を配って世話をする。
「買い物に行っている間、この子を〈み〉ていて下さい」「入院中の親の面倒を〈みる〉」「かの御かはりに〈み〉奉らむ/源氏(玉鬘)」
(9)責任をもって指導・助言をする。
「息子の勉強を〈み〉てもらう」「子会社の経理も〈みる〉ことになった」
(10)好ましくないことを身に受ける。経験する。
「失敗の憂き目を〈みる〉」「馬鹿を〈みる〉」「痛い目を〈みる〉」
(11)動作・作用が実現する。
「完成を〈みる〉」「なかなか意見の一致を〈み〉ない」
(12)会う。特に、異性と会う。また、男女の交わりをする。
「今は〈み〉きとなかけそ/源氏(帚木)」
(13)夫婦として暮らす。
「さやうならむ人をこそ〈み〉め/源氏(桐壺)」
[二](補助動詞)
(1)動詞の連用形に助詞「て(で)」を添えた形に付いて用いられる。
(ア)(意志動詞に付いて)ある動作を試みにする意を表す。ためしに…する。古語では、助詞「て」を伴わず、動詞の連用形に直接付いた形でも用いることがある。
「ノートに要旨を書いて〈みる〉」「旅行にでも行って〈み〉たくなった」「ちょっとつまんで〈みる〉」「男もすなる日記といふものを、女もして〈み〉むとてするなり/土左」「いざ都へと来てさそひ〈みよ〉/和泉式部日記」
(イ)(無意志動詞にも付いて、「…てみると」「…てみれば」「…てみろ」などの形で用いられる)その運動がなされることを条件として、結果として新しい事態や認識が起こることを表す。
「なるほど、そう言われて〈みれ〉ば、本当にそうだ」「気がついて〈みる〉と、すっかり人通りがとだえていた」
(2)名詞に助詞「で」を添えた形に付いて、「…である」の意に用いられる。
(ア)(「…でみれば」「…でみると」などの形で)「…であるので」「…だから」の意を表す。
「後家で〈みれ〉ば何もさほどの不義といふのでもあるまい/人情本・いろは文庫」
(イ)(下に命令または放任の言い方を伴って)「もし…であったら」の意を表す。
「あれが外の者で〈み〉ねえ、どんなに気の毒だか知れやあしねえ/滑稽本・七偏人」
[慣用] 足下(あしもと)を―・大目に―・血を―・泣きを―・日の目を―・目八分に―・余所(よそ)に―/様(ざま)をみろ・それみたことか
» (成句)見ての極楽住みての地獄
» (成句)見ての通り
» (成句)見て見ぬ振り
» (成句)見ぬ商いはできぬ
» (成句)見ぬが花
» (成句)見ぬ京の物語
» (成句)見ぬこと清し
» (成句)見ぬもの清し
» (成句)見も知らぬ
» (成句)見る影も無い
» (成句)見ると聞くとは大違い
» (成句)見るに忍びない
» (成句)見るに堪えない
» (成句)見るに見かねる
» (成句)見れば見るほど
» (成句)見れば目の毒
みる 【▼廻る】
みる 1 【診る】
時事用語のABC |
ミール(みーる)
旧ソ連のソユーズ計画から発展したもので、1986年 2月20日にプロトン・ロケットを使って打ち上げられた。その後、ミールは、地球の周回軌道をまわる有人の宇宙ステーションとして、現在に至る。ミールとは、ロシア語で「平和」を意味する言葉だ。
周回軌道上のミールには、宇宙船「ソユーズ」を使って乗組員を送り込む。また、数カ月おきに、宇宙貨物船「プログレス」が食糧や資材を持ち込む。このようなシステムによって、宇宙での有人飛行の滞在時間を1年以上にまで延ばした。
ミールは、宇宙科学ステーションとして、植物栽培、物性、医薬品開発などのモジュールをドッキングさせ、宇宙実験を行っていた。
さらに、1995年には、それまで宇宙開発で熾烈な競争を繰り広げてきたアメリカのスペースシャトルとのドッキングに成功し、1998年には国際宇宙ステーションの建設が始められるなど、国際協力の時代となった。
しかし、プログレスとのドッキングが失敗し、1997年には本体の一部が破損した。そのほか、コンピュータが故障するなどのトラブルが相次ぎ、老朽化が進んでいる。しかも、ロシア政府の財源不足により手を打つことができず、宇宙空間に漂う「粗大ゴミ」となっている。
廃棄処分されることが決まったが、日本上空を通過した後に太平洋に落下させるとあって、心配の種は尽かない。
(2001.02.25更新)
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