三省堂 大辞林 |
ま
ま 【目/▽眼】
ま 【真】
本当。真実。まこと。
→真に受ける
名詞・形容詞・形容動詞などに付く。
(1)うそいつわりのない、真実の、本当の、などの意を表す。
「―人間」「―正直」
(2)正確な、ぴったりでずれのない、などの意を表す。
「―北」「―横」「―四角」
(3)まざりけのない、全くの、などの意を表す。
「―水」「―新しい」
(4)美しい、立派ななど、ほめたたえる意を表す。
「―玉」「―木」
(5)生物の名に付けて、その種の中で代表的・標準的なものである意を表す。
「―竹」「―いわし」
» (成句)真に受ける
ま 【馬】
ま 【間】
[一]空間的な間隔。
(1)物と物とのあいだの空間。すきま。
「木(こ)の―」「少し―をあけて座布団を敷く」
(2)家屋内の一区切り。部屋。古代では、几帳(きちよう)・障子などで区切られた区画も「ま」と呼んだ。
「次の―」「六畳の―」「中の―は院のおはしますべき御ましよそひたり/源氏(若菜下)」
(3)ある物の位置する空間を漠然とさす語。あたり。
「こもりくの泊瀬(はつせ)の山の山の―に/万葉 428」
(4)建物の柱と柱のあいだ。
「御簾どもを、その―に当たりて居給へる人々寄りつつ巻き上げ給ふ/紫式部日記」
[二]時間的な間隔。
(1)事と事とのあいだの時間。ひま。
「出発までにはまだ―がある」「―もなく電車が来る」
(2)事が継続しているあいだの時間。ある状態が続いているあいだ。
「休む―もない」「知らぬ―に行われる」
(3)日本の伝統芸能(音楽・舞踊・演劇など)で、拍と拍(動作と動作)のあいだの時間的間隔。転じて、リズムやテンポの意にも用いられる。
「―の取り方がうまい」「―を外す」
(4)適当な時機。機会。しおどき。
「―をうかがう」「―を見計らう」
[三]その場の具合。雰囲気。
「―の悪い思いをする」
助数詞。
(1)部屋の数を数えるのにいう。
「六畳ふた―のアパート」
(2)柱と柱のあいだを単位として数えるときに用いる。実際の長さは一定せず、平安時代には一〇尺ほどであったが、一五世紀末頃に六尺五寸が多く用いられ、土木における長さの基準となった。これに対し徳川幕府が1649年に一間(ひとま)を六尺と定めてから主に関東・東北地方で用いられるようになり、しだいに「けん(間)」が長さの単位として定着してきた。
「勢多の橋をひと―ばかりこぼちて/更級」
→けん(間)
→京間(きようま)
→田舎間(いなかま)
(3)建物や部屋の広さをいうのに用いる。
「六―の客殿へ跳り出で/太平記 1」
(4)障子の桟(さん)で囲まれた一区切りなど、一定の区切られた空間を数えるのに用いる。
「なほ一―づつ張られけるを/徒然 184」
» (成句)間がいい
» (成句)間が抜ける
» (成句)間が延びる
» (成句)間が持てない
» (成句)間が悪い
» (成句)間を合わせる
» (成句)間を置く
» (成句)間を欠く
» (成句)間を持たす
ま 0 1 【魔】
〔梵 māra の音訳「魔羅」の略〕
(1)仏教で、教えに親しんだり、修行に励むことを妨げるもの。悪神である天魔、内面に生ずる現象である煩悩魔、出来事である死魔など。
(2)人に害悪をもたらす神。また、その不気味な力のはたらいていること。悪魔。魔物。
「―よけ」「―の踏切」「―の十秒間」
(3)度を超して、一つのことに熱心な人。
「メモ―」「電話―」
» (成句)魔が差す
(1)仏教で、教えに親しんだり、修行に励むことを妨げるもの。悪神である天魔、内面に生ずる現象である煩悩魔、出来事である死魔など。
(2)人に害悪をもたらす神。また、その不気味な力のはたらいていること。悪魔。魔物。
「―よけ」「―の踏切」「―の十秒間」
(3)度を超して、一つのことに熱心な人。
「メモ―」「電話―」
» (成句)魔が差す
ま 1
ま
(接尾)
形容詞語幹、動詞の未然形、打ち消しの助動詞「ず」などに付いて、状態を表したり語調を整えたりする。多く、「に」を伴って全体として副詞句を作る。
「大和は国のまほら―/日本書紀(景行)」「かへら―に君こそ我にたくひれの/万葉 2823」「こりず―に又もなき名は立ちぬべし/古今(恋三)」
形容詞語幹、動詞の未然形、打ち消しの助動詞「ず」などに付いて、状態を表したり語調を整えたりする。多く、「に」を伴って全体として副詞句を作る。
「大和は国のまほら―/日本書紀(景行)」「かへら―に君こそ我にたくひれの/万葉 2823」「こりず―に又もなき名は立ちぬべし/古今(恋三)」
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