気管や気管支が慢性的に炎症を起こし、粘り気の強い痰が喉の方に押し出されにくくなり、咳や痰が続く病気です。慢性気管支炎になると、気道が狭くなって息を吐きづらくなるという症状がみられます。これを気流制限といいます。症状が起こる病気に肺気腫がありますが、現在ではこれらを合わせて慢性閉塞性肺疾患(COPD)と呼ぶことが多くなっています。ともに最大の原因は喫煙であることが分かっています。受動喫煙もまた症状を悪化させます。禁煙は予防だけでなく症状を軽減する上でも有効で、最も重要な治療手段であるといえます。
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慢性気管支炎【まんせいきかんしえん】
馬の用語事典 |
慢性気管支炎
読み方:まんせいきかんしえん
【英】:chronic bronchitis
気管支炎が慢性化した状態で、馬ではしばしば認められる。罹患馬は種々の程度の呼気性呼吸困難を示し、しばしば咳を発するようになるなど肺胞性肺気腫と類似の症状を呈する。本症の原因は複雑であり、不明な点が多い。急性気管支炎から移行したものもあれば、ウイルスの感染に続発するものもある。換気の悪い馬房では、アンモニアガスが高濃度になることがあり、このようなガスによる刺激が原因となることも考えられる。またアレルギーの関与も疑われることがあり、たとえば、飼料や敷料のカビ、植物の花粉、空気中の粉塵などが原因となる場合もある。また本疾患が原因となって心臓機能に異常をきたすこともある。安静時でも呼吸数は多く、ふつう体温は正常範囲にあり、食欲も変わらない。本症を疑う症例には、血液検査や気管洗浄液の検査が有用である。血液検査で白血球の増加が認められる症例では感染性の気管支炎が疑われる。また、鼻汁や気管洗浄液の細胞診によって好酸球の出現が認められる場合はアレルギー性気管支炎の可能性があり、好中球やマクロファージの出現が認められる場合は感染性気管支炎と診断される。 類義語:慢性細気管支炎
【英】:chronic bronchitis
気管支炎が慢性化した状態で、馬ではしばしば認められる。罹患馬は種々の程度の呼気性呼吸困難を示し、しばしば咳を発するようになるなど肺胞性肺気腫と類似の症状を呈する。本症の原因は複雑であり、不明な点が多い。急性気管支炎から移行したものもあれば、ウイルスの感染に続発するものもある。換気の悪い馬房では、アンモニアガスが高濃度になることがあり、このようなガスによる刺激が原因となることも考えられる。またアレルギーの関与も疑われることがあり、たとえば、飼料や敷料のカビ、植物の花粉、空気中の粉塵などが原因となる場合もある。また本疾患が原因となって心臓機能に異常をきたすこともある。安静時でも呼吸数は多く、ふつう体温は正常範囲にあり、食欲も変わらない。本症を疑う症例には、血液検査や気管洗浄液の検査が有用である。血液検査で白血球の増加が認められる症例では感染性の気管支炎が疑われる。また、鼻汁や気管洗浄液の細胞診によって好酸球の出現が認められる場合はアレルギー性気管支炎の可能性があり、好中球やマクロファージの出現が認められる場合は感染性気管支炎と診断される。 類義語:慢性細気管支炎
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