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まぼろし夫人

原題:
製作国:日本
製作年:1949
配給:松竹
スタッフ
監督:小坂哲人 
製作:石田清吉 イシダセイキチ
脚本:高岩肇 タカイワハジメ
撮影:服部幹夫 ハットリミキオ
音楽:加藤光男 カトウミツオ
美術:本木勇 モトキイサム
録音:石原貞光 イシハラサダミツ
照明:蒲原正次郎 カモハラショウジロウ
キャスト(役名
藤田進 フジタススム (有田龍介)
山村聡 ヤマムラソウ (堂本仙吾)
高橋貞二 タカハシテイジ (五反田次郎
三宅邦子 ミヤケクニコ (五反田綾子)
永田光男 ナガタミツオ (五反田義秀)
若杉曜子 ワカスギヨウコ (丹羽春江
清水将夫 シミズマサオ (倉崎剛三)
天野刄一  (佐伯真一郎)
加藤嘉 カトウヨシ (川添輝明)
河野秋武 コウノアキタケ (北沢検事
岩田直二  (清水健一
西川壽美 ニシカワスミ (お京)
解説
製作担当は「麗人草」の石田清吉で、大映の「虹男」の執筆者高岩肇オリジナル脚本を、「緑なき島」の小坂哲人監督当る撮影は「我輩は探偵でアル」の服部幹夫担当である。出演者は「満月(1949)」の藤田進、「大都会の顔」の山村聡、「愁海棠」の高橋貞二、「深夜の告白」の三宅邦子の他「殺人鬼」に次ぐ若杉曜子をはじめ、清水将夫永田光男河野秋武らがそれぞれ助演する。
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
終戦の日九州のある山ろくに占在す三角兵舎時の部隊長から、旧家の主五反田義秀は、四、五日前に重要書類といって預けた箱を持参して呼び出されていった。そこに集っていたのは川添男爵県庁佐伯御用商人倉崎がその箱を中心部隊長と争っていた。その中には重要書類ならずどさくさまぎれ中に手にした金塊が入っていたのであった。何にも知らない五反田は面くらった。途端にピストルが鳴って部隊長が倒れた。川添発射したのだ、これを目にした兵隊徳永であった。気を失った五反田はこの場に居合わせたため彼等に威かくされ秘密を守る誓約書署名したのである。この書はそして指輪にかくされ、五反田の知らぬ間に金塊分配されていた。その後倉崎川添佐伯らはこれを基金事業拡張、財ばつ、官僚政治家の間を横行しはじめた。ところが彼にとって恐るべき敵が現われたのであった。それは堂本仙吾である。彼は徳永を背下におき、誓約書を秘めた指輪五反田家から奪いとり、次々とカツし始めたのである。これと共に社会腐敗をさらけ出して、民衆の眼を覚まさせる事を使命とする、雑詩「時流」の経営者有田は、この事件早くも察知し、社員五反田次郎をしてその探索を命じる。彼は苦しんだ、家名のため、父のためにしばられ、遂に同社愛人春江切なる愛情をふり切って辞表提出する。だが堂本五反田家に魔手をのばして、父をおどし、その上殺してしまう、あげくに美ぼうの母綾子に目をつけ始める。次郎唯一の道は指輪奪還する以外にないと思いそれを決行するが、意外や殺人事件となり、その嫌疑次郎がうけてしまう。堂本活躍が始まった。次郎の母綾子は、堂本のため危機危機連続である「時流」の有田のためその危機が救われた。「時流」社ではこの真相発表するまでに到った。どうすることも出来ず堂本をねらう佐伯川添倉橋らは自ら事件の全ぼうをさらけ出して行った。次郎晴れて春江迎えられ、母の綾子微笑にいだかれ、刑務所を出たのはそれからすぐのことであった。





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