三省堂 大辞林 |
まどろ・む 3 【〈微睡〉む】
「まどろむ」の用例一覧
萩原朔太郎 冬の情緒 (青空文庫)
やほうろく棄つる藪の中 月天心貧しき町を通りけり 此等の俳句に現はれる、 抒情味 ( リリツク ) の本質は何だらうか。そこには何かしら、或る物なつかしい、昔々母の 懐中 ( ふところ ) でまどろむやうな、或は...
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大町桂月 南洲留魂祠 (青空文庫)
普通に明日といふ處なるが、正しく云へば、今日也。今日、遠足の約あり。さらば、夜明けてとて、松本道別は、佐々木作樂氏と共に、本郷の方に去り、山根勇藏氏は、余と共にして、終に余が家にやどりぬ。 まどろむ間もなく、覺めて待つに、道別...
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素木しづ 晩餐 (青空文庫)
し男の濃い眉毛の陰のくぼんだ優しさうな瞳には、だるさうな疲れの色が見えてゐた。そして女の濃い髪のいろや、細やかな肩のあたりには、なほ打沈んだやうな深い疲れと、まどろむやうな安らかさとが見えてゐた。 一日が終ったのであった。その...
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