三省堂 大辞林 |
まっぽう-しそう ―ぽふ―さう 5 【末法思想】
〔仏〕 釈迦入滅後、五百年間は正しい仏法の行われる正法(しようぼう)の時代が続くが、次いで正しい修行が行われないため、悟りを開く者のない像法(ぞうぼう)の時代が一千年あり、さらに教えのみが残る末法の時代一万年を経て、教えも消滅した法滅の時代に至るとする考え。各時期の長さには諸説ある。「末法灯明記」などにより、日本では1052年を末法元年とする説が多く信じられた。平安末期から鎌倉時代にかけて広く浸透し、厭世(えんせい)観や危機感をかきたて、浄土教の興隆や鎌倉新仏教の成立にも大きな影響を与えた。
防府歴史用語辞典 |
末法思想 (まっぽうしそう)
仏教の考え方で、釈迦[しゃか]の教えと正しい行い・行いによる悟りの3つがある状態から、悟りがなくなり、次に正しい行いもなくなっていくという考えが末法思想です。悟りと正しい行いがなくなった状態が末法[まっぽう]で、釈迦の死後1000年たった、1052年から末法になると信じられていました。
関連項目
まっぽうしそうと同じ種類の言葉
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