三省堂 大辞林 |
また 0 【又/▽復/▼亦】
(1)同じ事柄が再び起きたり、繰り返されたりするさまを表す。
(ア)もう一度。再び。重ねて。
「―川の水があふれた」「―のおいでをお待ちします」
(イ)今度も。同様に。やはり。
「―うまくいった」「今日も―雨だ」
(2)他と比べて事態・状態が同じであるさまを表す。やはり。同様に。
「彼も―人の子である」「私も―彼女が好きです」
(3)もう一つ別の要素が加わるさまを表す。その上に。
「彼は―熱血漢でもある」「一人で飲む酒も―よいものだ」
(4)(上にくる副詞を強めて)驚きいぶかしむ気持ちを表す。それにつけても。
「よく―そんなことが言えたものだ」「どうして―そんなことをしたのだ」
→またの
→またも
(1)その上に。かつ。
「波―波」「詩人として名高いだけでなく、―音楽家でもある」「金もいらない。―地位もいらない」
(2)あるいは。または。
「今日でもいい。―明日でもいい」
(3)話題を変えるときに用いる語。それから。ところで。
「―、ふもとに一つの柴の庵あり/方丈記」
(4)しかし。
「見る時は、―、かねて思ひつるままの顔したる人こそなけれ/徒然 71」
→または
名詞に付いて、間接である意を表す。
「―聞き」「―貸し」
» (成句)又という日
» (成句)又と無い
» (成句)又にする
またとな・い 【又と無い】
「またとない」の用例一覧
岸田國士 中村・阪中二君のこと (青空文庫)
その人物をおどけた人形か何かに見たてて——ぢつと耳を澄まして聴いてゐると、これはまたとない面白い場面である。C'est dr le ! である。ユウモアとかペエソスとかいふ言葉では現はし難い一種の遣瀬ない可笑味がある。 僕が...
www.aozora.gr.jp/cards/001154/files/44556_28562.html
豊島与志雄 竜宮 (青空文庫)
て下さい。どうか許して下さい。つい出来心で、悪いことをしようとしました。許して下さったら、必ず御恩に報います。この世にまたとない珍らしい物を、持って来て差上げます。」 馬方...
www.aozora.gr.jp/cards/000906/files/42572_22880.html
文藝運動と勞働運動 (青空文庫)
か。特に後者たり得るならばこれ以上生き甲斐のある仕事はまたとないではないか。 (大正十一年六月) 底本:「日本現代文學全集69 プロレタリア文學集」講談社 1969(昭和44)年1月19日初...
www.aozora.gr.jp/cards/000221/files/1860.html
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