三省堂 大辞林 |
まじかり
(助動)(まじから・まじかり・○・まじかる・○・○)
〔「まじくあり」の転〕打ち消し推量の助動詞「まじ」の補助活用。「まじからむ」「まじかりけり」など、他の助動詞に続くときに用いられる。
「みかどにて子を持たらむもめでたくもある〈まじから〉む/宇津保(楼上・上)」「げにやむごとなき人に劣る〈まじかり〉ける/源氏(須磨)」
〔(1)終止形にあたるものはない。(2)連体形「まじかる」が「なり」「めり」などの助動詞に続くとき、音便の形をとって、「まじかんなり」「まじかんめり」となり、さらに撥音「ん」が表記されないで「まじかなり」「まじかめり」となることがある。「仏の御しるべは、暗きに入りても、更に違(たが)ふ〈まじか〉なるものを/源氏(若紫)」「千年(ちとせ)を経(ふ)とも、飽く世ある〈まじかん〉めり/増鏡(おどろの下)」〕→まじ(助動)
〔「まじくあり」の転〕打ち消し推量の助動詞「まじ」の補助活用。「まじからむ」「まじかりけり」など、他の助動詞に続くときに用いられる。
「みかどにて子を持たらむもめでたくもある〈まじから〉む/宇津保(楼上・上)」「げにやむごとなき人に劣る〈まじかり〉ける/源氏(須磨)」
〔(1)終止形にあたるものはない。(2)連体形「まじかる」が「なり」「めり」などの助動詞に続くとき、音便の形をとって、「まじかんなり」「まじかんめり」となり、さらに撥音「ん」が表記されないで「まじかなり」「まじかめり」となることがある。「仏の御しるべは、暗きに入りても、更に違(たが)ふ〈まじか〉なるものを/源氏(若紫)」「千年(ちとせ)を経(ふ)とも、飽く世ある〈まじかん〉めり/増鏡(おどろの下)」〕→まじ(助動)
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