三省堂 大辞林 |
まし 【▽猿】
まし 0 【増し】
ふえること。また、付け加えること。割り増し。
「骨を折つたから―を呉れといふ/平凡(四迷)」「五割―の値段」
他と比べて少しはまさっている・こと(さま)。
「こんなものでもないより―だ」
まし 1 【麻糸】
まし 1 【麻紙】
まし 【▼汝】
まし
(助動)((ませ)・○・まし・まし・ましか・○)
推量の助動詞。実際はそうでないことを前提にして推量する意を表す。用言および助動詞の未然形に接続する。
(1)(多く「…ませば…まし」「…ましかば…まし」「…せば…まし」などの形で、仮定の条件句を作り、または仮定条件句と呼応して)現実でない事態を想像する意を表す。もし…であったら、…であろう。
「悔しかもかく知ら〈ませ〉ばあをによし国内(くぬち)ことごと見せ〈まし〉ものを/万葉 797」「なほ春のうちなら〈ましか〉ば、いかにをかしから〈まし〉/枕草子 41」「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけから〈まし〉/古今(春上)」「けふ来ずはあすは雪とぞ降りな〈まし〉消えずはありとも花と見〈まし〉や/古今(春上)」
(2)(仮定条件句を伴わないで)現実にない事態を想像し、仮にそのような事態が実現すればよいと望む意を表す。できれば…とよい。できるなら…であってほしい。
「見る人もなき山里の桜花ほかの散りなむ後ぞ咲か〈まし〉/古今(春上)」「よろしき親の思ひかしづかむにぞ尋ね出でられ給は〈まし〉/源氏(常夏)」
(3)(疑問の助詞や疑問の語と呼応して)その実現の不確かさを嘆いたり、またその実行を思い迷ったりする意を表す。…だろうかしら。…したらよかろうか。…したものかしら。
「なほこれより深き山を求めてや跡絶えな〈まし〉/源氏(明石)」「雪降れば木ごとに花ぞ咲きにけるいづれを梅とわきて折ら〈まし〉/古今(冬)」
(4)助動詞「む」とほぼ同じ意味で、単なる推量や意志を表す。中世以降の用法。
「行き暮れて木の下蔭を宿とせば花や今宵の主(あるじ)なら〈まし〉/平家 9」「わが身のこと知らぬにはあらねど、すべき方のなければ、知らぬに似たりとぞいは〈まし〉/徒然 134」
〔(1)「まし」は、助動詞「む」を形容詞型活用の語にしたものといわれている。(2)未然形「ませ」は中古以降次第に用いられなくなる。已然形「ましか」は中古に発生したもので、已然形のほかに、未然形にもこの形を認める説もある〕
推量の助動詞。実際はそうでないことを前提にして推量する意を表す。用言および助動詞の未然形に接続する。
(1)(多く「…ませば…まし」「…ましかば…まし」「…せば…まし」などの形で、仮定の条件句を作り、または仮定条件句と呼応して)現実でない事態を想像する意を表す。もし…であったら、…であろう。
「悔しかもかく知ら〈ませ〉ばあをによし国内(くぬち)ことごと見せ〈まし〉ものを/万葉 797」「なほ春のうちなら〈ましか〉ば、いかにをかしから〈まし〉/枕草子 41」「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけから〈まし〉/古今(春上)」「けふ来ずはあすは雪とぞ降りな〈まし〉消えずはありとも花と見〈まし〉や/古今(春上)」
(2)(仮定条件句を伴わないで)現実にない事態を想像し、仮にそのような事態が実現すればよいと望む意を表す。できれば…とよい。できるなら…であってほしい。
「見る人もなき山里の桜花ほかの散りなむ後ぞ咲か〈まし〉/古今(春上)」「よろしき親の思ひかしづかむにぞ尋ね出でられ給は〈まし〉/源氏(常夏)」
(3)(疑問の助詞や疑問の語と呼応して)その実現の不確かさを嘆いたり、またその実行を思い迷ったりする意を表す。…だろうかしら。…したらよかろうか。…したものかしら。
「なほこれより深き山を求めてや跡絶えな〈まし〉/源氏(明石)」「雪降れば木ごとに花ぞ咲きにけるいづれを梅とわきて折ら〈まし〉/古今(冬)」
(4)助動詞「む」とほぼ同じ意味で、単なる推量や意志を表す。中世以降の用法。
「行き暮れて木の下蔭を宿とせば花や今宵の主(あるじ)なら〈まし〉/平家 9」「わが身のこと知らぬにはあらねど、すべき方のなければ、知らぬに似たりとぞいは〈まし〉/徒然 134」
〔(1)「まし」は、助動詞「む」を形容詞型活用の語にしたものといわれている。(2)未然形「ませ」は中古以降次第に用いられなくなる。已然形「ましか」は中古に発生したもので、已然形のほかに、未然形にもこの形を認める説もある〕
まし
(助動)
〔丁寧の助動詞「ます」の命令形〕
(1)(「いらっしゃる」「おっしゃる」「くださる」「なさる」「申す」「召す」などの動詞の連用形に付いて)相手に対して、その動作をするようにという要求を、丁寧の気持ちを含めて言い表す。
「お気を付けなさい〈まし〉」
(2)挨拶(あいさつ)の語句に用いて、語調を丁寧にする。
「行ってらっしゃい〈まし〉」
〔助動詞「ます」のもう一つの命令形「ませ」に比べて、「まし」の方がややくだけた言い方として用いられる〕→ませ(助動)
→ます(助動)
〔丁寧の助動詞「ます」の命令形〕
(1)(「いらっしゃる」「おっしゃる」「くださる」「なさる」「申す」「召す」などの動詞の連用形に付いて)相手に対して、その動作をするようにという要求を、丁寧の気持ちを含めて言い表す。
「お気を付けなさい〈まし〉」
(2)挨拶(あいさつ)の語句に用いて、語調を丁寧にする。
「行ってらっしゃい〈まし〉」
〔助動詞「ます」のもう一つの命令形「ませ」に比べて、「まし」の方がややくだけた言い方として用いられる〕→ませ(助動)
→ます(助動)
日本語活用形辞書 |
まし
申し、在し、坐し
益し、増し、増し
摩し、摩し
申し
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出典:Wiktionary |
まし
出典:『Wiktionary』 (2010/07/10 16:59 UTC 版)
名詞
まし【増し】
形容動詞
まし【増し】
活用
- ダ型活用
- まし-だ
動詞
まし【増し】
- ますの連用形。
同音異義語
助動詞
活用
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品詞の分類
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