ぼら

デジタル大辞泉

ボラ【bora】

読み方：ぼら

山の斜面を吹き下りる冷たい風。

[補説] 本来はクロアチアのダルマチア地方で、アドリア海に吹き下りる北東風のこと。

ぼら【^×鯔／^×鰡】

読み方：ぼら

スズキ目ボラ科の海水魚。体は円筒形でやや側扁し、全長約80センチ。背面が灰青色、腹面は銀白色。胃壁は肥厚し、俗にへそという。幼魚期を内湾や淡水で過ごし、外海に出て成熟・産卵する。出世魚の一で、一般に3センチくらいをハク、5〜10センチをオボコ・スバシリ、20センチくらいをイナ、30〜40センチをボラ、50センチ以上をトドとよぶ。温・熱帯に分布し、日本では関東以南に多い。食用。卵巣の塩干しをからすみという。《季 秋》「岸釣や波立てすぎし—の列／秋桜子」

食品成分データベース

ぼら

食品名(100g当たり)	廃棄率(%)	エネルギー(kcal)	水分(g)	たんぱく質(g)	脂質(g)	炭水化物(g)	灰分(g)
魚介類-魚介類/ぼら/生
魚介類-魚介類/ぼら/からすみ

隠語大辞典

ぼら

読み方：ぽら

1. 娘。可部　不良仲間。
2. 娘。〔香具師・不良〕
3. 娘。ぼら（魚）は引つかけ釣りをするところより。〔香〕
4. 娘のこと。逃亡。行方不明をいう。「ぼり」ともいう。

分類 不良仲間、香、香具師／不良

鯔

読み方：ぼら

1. 看守長ノコトヲ云フ。〔第五類　官吏及官舎之部・茨城県〕
2. 同上（※「ぼて」参照）。〔第二類　人物風俗〕
3. 看守長を云ふ。

分類 茨城県

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ウィキペディア

ボラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/02/12 17:15 UTC 版)

ボラ（鰡、鯔、鮱、学名Mugil cephalus）は、ボラ目・ボラ科に分類される魚の一種。ほぼ全世界の熱帯・温帯に広く分布する大型魚で、海辺では身近な魚の一つである。食用に漁獲されている。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

ぼら

出典:『Wiktionary』 (2014/06/28 14:34 UTC 版)

名詞

ぼら【鰡、鯔、鮱】

1. ボラ目ボラ科ボラ属に属する魚。成長するに従い、名前を変える出世魚である。

関連語

• とど

翻訳

• 英語: mullet
• 中国語: 鯔魚/鲻鱼
  • 閩南語: o͘-á-hî

漢字辞典

鯔

鯔	画数：19 音読み：シ 訓読み：ぼら、 とど ピンイン：zi1 ハングル：치 対応する英語：mullet (fish)

鰡

鰡	画数：21 音読み：リュウ、 ル 訓読み：ぼら ピンイン：liu2 ハングル：류 対応する英語：a type of fish

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「ぼら」の例文・使い方・用例・文例

• 彼女はみすぼらしい彼の家を軽べつした
• みすぼらしい姿に見える
• みすぼらしい身なりの旅人
• みすぼらしい部屋の中では，その美しい絵は場違いに見えた
• 彼女はみすぼらしい身なりをしていた
• 彼の車はとても古くてみすぼらしい
• 彼の新車に比べると僕の車はみすぼらしく見えた
• 彼がみすぼらしい、きたない服を着ているために優雅さが欠如していることに彼らは驚いた。
• あいつは大ぼら吹きさ。
• 大ぼらだらけの話
• 私の家族はずぼらです。
• 彼はずぼらな人です。
• 彼はずぼらな性格です。
• 非常にみすぼらしく見える。
• 彼女はみすぼらしい小さいおうちを見ましたが急いで通り過ぎてしまいませんでした。
• 彼らはみすぼらしい小さな家に住んでいる。
• 彼は手押し車に小さなピアノをのせて、そのピアノの上に一匹のみすぼらしいやせたサルを座らせていました。
• 彼はカンニングをしているところを見つかり、こってり油をしぼられた。
• 彼の新車と比べると私の車はみすぼらしい。
• 誰の場合でも割り当ての仕事を、さぼらせないようにすることが大切である。