三省堂 大辞林 |
大阪弁 |
へったくれ、くそ
| 大阪弁 | 訳語 | 解説 |
|---|---|---|
| へったくれ、くそ | -- | 無価値。「へったくれ」は、ヘチマのまくれた形の「へちまくれ」から。「くそ」は係助詞「こそ」の転。あれもこれも、の不特定のものの強調を示す。価値を認めたくないものに対して、辞めるもへったくれもあるかい、愛想もくそもあれへんわ、と使う。どうもこうもないという意味。単体では使わない。 |
へったくれと同じ種類の言葉
「へったくれ」の用例一覧
宮本百合子 正月とソヴェト勤労婦人 (青空文庫)
や役所じゃほかの番の者がどしどし働いてるんだ。プロレタリアートのほんとうの一月の記念日は一日じゃない、九日にやるんだ。 ——はっきりしてら! 全く元旦だなんて、搾取国のプロレタリアートにとって 目出度 ( めでたく ) もへったくれ...
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太宰治 禁酒の心 (青空文庫)
声 ( ねこなでごえ ) で、 「どなた?」 ああ、書きながらも 嘔吐 ( おうと ) を催す。人間も、こうなっては、既にだめである。浩然之気もへったくれもあったものでない。「月の夜、雪の朝、花の...
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太宰治 ヴィヨンの妻 (青空文庫)
て言って大谷さんのおいでを心待ちにしているていたらくなんですから、たまりません。いまはもう、華族もへったくれも無くなったようですが、終戦前までは、女を口説くには、とにかくこの華族の勘当息子という手に限るようでした。へんに女が、くわっとなるらしいんです。やっ...
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