三省堂 大辞林 |
へきえき 0 【▼辟易】
〔「辟」は避ける、「易」は変える。避けて路を変える意〕
(1)閉口すること。うんざりすること。
「あまりのおしゃべりとうるささに―する」
(2)相手の勢いに押されて、しりごみすること。
「山徒是を見て其勢にや―しけん/太平記 8」
「へきえき」の用例一覧
芥川龍之介 「仮面」の人々 (青空文庫)
紹介されたのもその客間である。当時どう云ふ話をしたか、それはもう 殆 ( ほとん ) ど覚えてゐない。唯いつか怪談の出た晩、人つ子 一人 ( ひとり ) 通らない雨降りの 大久保 ( おほくぼ ) を帰つて来るのに 辟易 ( へきえき...
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中原中也 夭折した富永 (青空文庫)
ただ友人とのみ考へるなら、余りに肉親的な彼の温柔性に 辟易 ( へきえき ) しなければならない破目になるだらう。さしづめ、彼は教養ある「姉さん」なのだが、しかしそれにしては、ほんの少しながら物質観味の混つた、自我...
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芥川龍之介 鑑定 (青空文庫)
ら懸けて置くのだ」と号して、更に 辟易 ( へきえき ) しなかつた。けれどもこの山水を 贋物 ( がんぶつ ) だと称する諸 君子 ( くんし ) は、 悉 ( ことごと ) くこれを自分の 負惜 ( まけを ) しみ...
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