へき

デジタル大辞泉

へき【^×僻】

読み方：へき

［音］ヘキ（漢）　［訓］ひがむ

１ 本筋からずれて、正しくない。一方に偏する。「僻見・僻説・僻論」

２ 場所が中央から離れている。「僻遠・僻陬(へきすう)・僻村・僻地」

［難読］僻耳(ひがみみ)・僻目(ひがめ)

へき【^×劈】

読み方：へき

［音］ヘキ（漢）　［訓］さく

１ 切り裂く。切り開く。「劈開」

２ 物事の始まり。「劈頭」

へき【壁】

読み方：へき

［常用漢字］　［音］ヘキ（漢）　［訓］かべ

〈ヘキ〉

１ かべ。「壁画・壁面／外壁・内壁・面壁」

２ 土べい。かき。仕切りとして設けた建造物。「隔壁・障壁・牆壁(しょうへき)・城壁・鉄壁・防壁」

３ かべのように平らな面。「胃壁・腹壁」

４ かべのように切り立った所。がけ。「岸壁・岩壁・絶壁・氷壁・北壁」

〈かべ〉「壁紙・壁土・壁新聞／荒壁・白壁」

［難読］戈壁(ゴビ)・壁蝨(だに)

へき【壁】

読み方：へき

１ かべ。かきね。しきり。

「官軍にても此—の輙(たやす)く敗り難きを知りてや」〈染崎延房・近世紀聞〉

２ 二十八宿の一。北方の第七宿。アンドロメダ座のα(アルファ)星とペガスス座のγ(ガンマ)星をさす。なまめぼし。壁宿。

へき【璧】

読み方：へき

［常用漢字］　［音］ヘキ（漢）　［訓］たま

１ ドーナツ形の玉。「完璧・白璧」

２ すぐれたもの。「双璧」

へき【璧】

読み方：へき

古代中国の玉器の一。扁平(へんぺい)・環状で中央に円孔がある。身分の標識や祭器、のちには装飾品として用いられた。たま。

へき【癖】

読み方：へき

［常用漢字］　［音］ヘキ（漢）　［訓］くせ

〈ヘキ〉かたよった習性。くせ。「悪癖・奇癖・潔癖・酒癖・習癖・書癖・性癖・盗癖・病癖」

〈くせ（ぐせ）〉「口癖・酒癖・手癖・難癖(なんくせ)」

へき【癖】

読み方：へき

かたよった好みや習性。くせ。「放言の—がある」「煙霞(えんか)の—」

へき【^×碧】

読み方：へき

［人名用漢字］　［音］ヘキ（漢）　［訓］あお　あおい　みどり

深い青色。青緑色。「碧眼・碧玉・碧空・碧落／紺碧・深碧・丹碧」

［名のり］きよし・たま

へき【^×辟】

読み方：へき

［音］ヘキ（漢）

１ 罪。重い刑罰。「大辟」

２ 避ける。「辟易(へきえき)」

隠語大辞典

開

読み方：へき

1. 女陰を云ふ。天明頃より明治前までの江戸版淫書には「開」の字を書きて「へき」と訓せるもの多し。
2. 開。女陰の一称。天明より明治迄の江戸版淫書に多く出づ。書名にも桂文治作の「大開（たいへき）好色合戦」。立田土瓶の「好色開（へき）ケ原合戦」などあり。「真実伊勢物語」に「武蔵のへき宿（関宿のもじり）は是にて候」とあり。
3. 女根。

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名字辞典

日置

名字	読み方
日置	ひおき→へき
日置	へき→ひおき

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JMnedict

日置

姓	読み方
日置	へき

枌

姓	読み方
枌	へき

Weblio日本語例文用例辞書

「へき」の例文・使い方・用例・文例

• へき地，田舎
• 彼女が死んだという知らせはまさに青天のへきれきだった
• 私は運転免許証の申請をするためにここへきました。
• 私はここへきて初めてそれを知った。
• 六時きっかりにここへきなさい。
• 万一彼がこちらへきたらすぐ知らせます。
• 彼女が突然死んだという知らせが青天のへきれきのように訪れた。
• 彼は書店の主人に、今日の午後もう１度ここへきてこの本を買いますと言った。
• 彼はきのうここへきた少年ではない。
• 彼がはじめて東京へきたころは、この大学はまだ開校されていなかった。
• 道が２つの小道に分かれるところへきた。
• 天候が許せば、彼らは森へきのこ狩りにでかけるでしょう。
• 車が正門のところへきて止まった。
• 困ったら私のところへきたまえ。
• 君は何でこんなに早くここへきたの。
• 君、ここへきなさい。
• わたしはボートがほしくて君を取りにここへきたのだ。
• ちょっとここへきてくれませんか。
• タクシーが正門のところへきて止まった。
• そういうわけで私はここへきたのです。