びりるびん

デジタル大辞泉

ビリルビン【bilirubin】

読み方：びりるびん

胆汁に含まれる黄色の色素。赤血球のヘモグロビンが、脾臓(ひぞう)などの細網内皮系で破壊されて間接ビリルビンとなり、さらに肝臓に運ばれ水に溶けやすい直接ビリルビンとなって腸内に排出される。血中ビリルビン濃度が上昇すると黄疸(おうだん)となる。ヘマトイジン。

妊娠・子育て用語辞典

ビリルビン (びりるびん)

胆汁色素。本来は黄色ですが、体外にでて空気に触れると緑色に見えます。赤ちゃんのうんちが緑色に見えるのも、うんちの中に含まれるビリルビンのためで、緑便も正常です。
参考：赤ちゃんのうんち

PDQ®がん用語辞書

ビリルビン

【仮名】びりるびん
【原文】bilirubin

赤血球が壊れるときに作られる物質。ビリルビンは胆汁の成分で、肝臓で作られ胆嚢に蓄えられる。ビリルビンが異常に蓄積すると黄疸が生じる。