三省堂 大辞林 |
品詞の分類
「ひょっくり」の用例一覧
寺田寅彦 断片(1[#「1」はローマ数字、1-13-21]) (青空文庫)
かく一生懸命で絵を描いている途中でどうしてこんな考えが浮き上がって来たものか、自分でも到底分らない。 どうも自分というものが二人居て、絵を描いている自分のところへ、ひょっくりもう一人の自分が通りかかって、ちょうどさっきの老人のように話をしかけたのだという気がする。そう...
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竹久夢二 博多人形 (青空文庫)
うちに、 昨夜 ( ゆうべ ) 人形を隠してくれた長い草のとこまでくると、ひょっくり人形が出てきました。 「そうら、いたいた」 番人が言いました。 「まあ! あたしの坊や!」 お 磯 ( いそ ) は、 可哀...
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黒島傳治 自画像 (青空文庫)
せち辛い世の中に、まるで、自給自足時代の百姓のように、のんきらしく、──何を食って居るのかしらんがともかく暮して居る。 まあ、農村からひょっくり東京見物に出てきた、猫背の若年寄を想像せられたい。尻からげをして、帯に...
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