ひきこむ

デジタル大辞泉

ひき‐こ・む【引（き）込む】

読み方：ひきこむ

［動マ五（四）］

１ 引っ張って中へ入れる。引いてきて入れる。「電線を—・む」「田に水を—・む」

２ 仲間に誘い入れる。「悪の道に—・む」

３ 人の心を引き寄せて夢中にさせる。「観客を—・む見事な演技」「思わず話に—・まれる」

４ ひどい風邪にかかる。「風邪を—・む」

５ 「ひっこむ」に同じ。

「婆さんはだまって—・んだ」〈漱石・坊っちゃん〉

［動マ下二］「ひきこめる」の文語形。

文語活用形辞書

引込む、引き込む

読み方：ひきこむ

マ行下二段活用の動詞「引込む」「引き込む」の終止形。
「引込む」「引き込む」の口語形としては、マ行下一段活用の動詞「引込める」「引き込める」が対応する。

口語形

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Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

ひきこむ

出典:『Wiktionary』 (2021/11/27 08:55 UTC 版)

発音

• (東京) ひきこ​む [hìkíkóꜜmù] (中高型 – [3])
• IPA^(?): [çikʲiko̞mɯ̟ᵝ]
• (京阪) ひきこ​む (頭高型)

動詞

ひきこむ【引（き）込む】

1. 引いて中に入れる。
2. 誘って仲間にする。
3. 人の心を引き寄せる。
4. 風邪に罹る。

活用

関連語

• ひきこみ
• ひきこめる
• ひきこもる
• ひっこむ

動詞

ひきこむ【引き込む・引き籠む】

1. 家（いえ）に籠（こも）らせる。

活用

ひきこ-む 動詞活用表（日本語の活用）

マ行下二段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
ひきこ	め	め	む	むる	むれ	めよ

動詞

ひきこむ【引き込む・引き籠む】

1. 家に引（ひ）き籠（こも）る。

活用

ひきこ-む 動詞活用表（日本語の活用）

マ行四段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
ひきこ	ま	み	む	む	め	め

諸言語への影響

• 現代日本語: ひきこむ、ひっこむ、ひきこめる、ひっこめる