三省堂 大辞林 |
ばんて 【番手】
(1)糸の太さを表す単位。英国式で、綿糸の場合、重さ1ポンド(約454グラム)で長さが840ヤード(約768メートル)のものを一番手とする。長さが二倍になれば二番手、三倍になれば三番手とし、その数が多くなるほど糸は細くなる。
→デニール
(2)城中を守る武士。城番。
(3)交代で行うこと。かわりばんこ。
「―に板の間を勤めける/浮世草子・一代女 5」
助数詞。
(1)競技などで、登場する順番を表すのに用いる。
「大関陣の一―」「リレーの二―」
(2)陣立てで、並べられた隊伍の順序をいうのに用いる。先陣を一番手、二陣を二番手など。
商品先物取引用語集 |
「ばんて」の用例一覧
森鴎外 牛鍋 (青空文庫)
なった方が上になる。 斜に薄く切られた、ざくと云う名の 葱 ( ねぎ ) は、白い処が段々に黄いろくなって、褐色の汁の中へ沈む。 箸のすばしこい男は、三十前後であろう。晴着らしい 印半纏 ( しるしばんてん ) を着...
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林不忘 丹下左膳 日光の巻 (青空文庫)
輪 ( ちごわ ) のお美夜ちゃんがねむそうな眼をして、それをいちいち配っている。 「だから、じゃ——」 と、泰軒先生は、あいかわらず、肩につぎのあたった縦縞の 長半纏 ( ながばんてん ) 、襟元...
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寺田寅彦 野球時代 (青空文庫)
纏 ( しるしばんてん ) の 下足番 ( げそくばん ) がついていた。そうして門に向かった洋風の大きな応接間の窓からはラジオの放送が騒然と流れだしていた。なるほどきょうは早慶野球戦の日であると思った。それ...
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