三省堂 大辞林 |
ばしも
〔副助詞「ばし」に係助詞「も」の付いたもの。中世前期の語〕上の語句をとりあげて強調する意を表す。…でも。
「念仏―申し給へかし/沙石 6」「同じくはいざ都へ京つと―取らせんと/平家(一本・延慶本)」
品詞の分類
「ばしも」の用例一覧
よだかの星 宮沢賢治 (青空文庫)
によだかには、するどい爪(つめ)もするどいくちばしもありませんでしたから、どんなに弱い鳥でも、よだかをこわがる筈(はず)はなかったのです。 それなら、たかという名のついたことは不思議なようですが、これは、一つ...
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坂口安吾 私は海をだきしめてゐたい (青空文庫)
は負けない。そのときこそ刀折れ、矢尽きるまで、悪魔と神様を相手に組打ちもするし、蹴とばしもするし、めつたやたらに乱戦乱闘してやらうと悲愴な覚悟をかためて、生きつづけてきたのだ。ずゐぶん甘つたれてゐるけれども、とも...
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泉鏡花 誓之巻 (青空文庫)
え、何にもそんなことを気にかけるような、新さん、容体ならいいけれど。」 「どうすりゃ 可 ( い ) いのかなあ。」 ただといきのみつかれたる、高津はしばしものいわざりしが、 「どうしようにも、しよ...
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