はるかぜ型護衛艦とは? わかりやすく解説

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はるかぜ型護衛艦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/30 10:00 UTC 版)

はるかぜ型護衛艦(はるかぜがたごえいかん、英語: Harukaze-class destroyer)は、海上自衛隊護衛艦の艦級[注 1]。戦後初の国産護衛艦であり、戦闘指揮所(CIC)を装備運用した初の国産艦でもある。建造費は約24億円であった[3]


注釈

  1. ^ a b 警備隊時代の甲型警備船(DD)は、海上自衛隊への改編に伴って甲型警備艦(DD)と改称され、昭和35年度の艦種分類改訂以降は護衛艦(DD)と称されるようになった[2]
  2. ^ 保安庁当時、技術研究所の艦船設計能力が未整備であったことから、暫定措置として、牧野茂技術大佐を中核として、旧日本海軍時代の技術者達によって財団法人船舶設計協会が組織され、艦船設計に当たっていた[5]
  3. ^ この点に関し、「対潜体当たり戦術用の衝角が装備されていた」と解説されていることがあるが、あくまで「そのような状況を想定して船首水線下部分の構造強度が強化されていた」ということであり、船首から大きく突き出した形の「衝角」が装備されていたわけではない。
  4. ^ なお一部の居住区には、予備の設備として、ハンモック用吊り金具も備えられていた[9]
  5. ^ ただし「国産艦」という括りを外すと、既にくす型警備船(PF)でCICの運用実績を積んでいた。

出典

  1. ^ 高須 2000.
  2. ^ 香田 2015, p. 52.
  3. ^ a b c d e f g h i j 香田 2015, pp. 24–35.
  4. ^ a b 香田 2015, pp. 12–23.
  5. ^ 香田 2015, p. 29.
  6. ^ a b 海人社 2011.
  7. ^ 佐々木 2012.
  8. ^ a b 大塚 2023, pp. 78–79.
  9. ^ a b c 吉原 2000.
  10. ^ 森 1989.
  11. ^ a b 阿部 1990.
  12. ^ a b c d 阿部 2011.
  13. ^ 阿部 2006.
  14. ^ a b 大塚 2023, p. 86.
  15. ^ 海人社 2005.
  16. ^ 多田 2004.
  17. ^ 勝山 2008.
  18. ^ 坂田 1995.
  19. ^ 阿部 2000, pp. 50–53.


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