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はたちの青春

原題:
製作国:日本
製作年:1946
配給:
スタッフ
演出:佐々木康 ササキヤスシ
脚本:柳井隆雄 ヤナイタカオ

武井韶平 
撮影:斎藤毅 サイトウタケシ
キャスト(役名
河村黎吉 カワムラレイキチ (桑原
高橋豊子 タカハシトヨコ (浅子)
幾野道子 イクノミチコ (章子)
西村青兒 ニシムラセイジ (三好
大坂志郎 オオサカシロウ (啓吉)
高倉彰 タカクラアキラ (二郎
三村秀子 ミムラヒデコ (お滋)
坂本武 サカモトタケシ (森田
逢川かほる アイカワカオル (澄子
奈良真養 ナラシンヨウ (古川
光山虎夫 ミツヤマトラオ (昇)
櫻庭あき サクラバアキ (水上
志村榮美  (山下
稲川忠一 イナガワチュウイチ (井上
榊保彦 サカキヤスヒコ (青木
解説
新風」に次ぐ佐々木康演出作品
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
桑原銀行でも古参一人である。彼のケチなことにおいては既に定評があり、同僚から一本二本巧みに煙草を稼いだりして「ポケット騒ぎ」という俗名さへ持たされている。彼には一人娘がいる。女房にも甘いが、ことに娘のことになると端な愛溺を示し同僚達の反感を買うのが常である。彼は又上役部長には最も信用があり、一番昵懇になっていると悦に入っている。そこにつけ込んだ同僚が、部長桑原の娘を息子の嫁にとかねがね思っていると造言してもったいらしく桑原に告げる。部長絶対主義の彼はそれを信じ、娘には許婚者がいることも見捨ててかかるのである。娘の章子は父の思惑をほかに父の昔馴染手習師匠三好一人息子啓吉を愛慕い 、お互い許婚者であることを堅く信じている。ある夜桑原例によって章子が啓吉の家に訪ねていることを知ると親の気持ちも知らぬと許り憤怒まじりで三好食ってかかる三好は売られた喧嘩と歯を食いしばって、啓吉に女弟子他家の娘を嫁とわせようとあせり出す。啓吉は父の一徹性格がよく解るだけに苦しむ。この時、章子の母浅子は二人味方に立ち桑原口論の末、家を飛び出し実弟二郎夫妻店舗隠れ一ヶ月近くも夫に抗戦開始する。それは浅子が本人意志無視した結婚の不幸を娘の章子に二度と踏ませたくないとする母の愛情からであった。それに引き換え桑原不義理省みず敷居の高い三好の家を訪ねる皆目つかず一人しょんぼりと帰って来る。部長の伜の縁談も嘘と解ると余計に心が重いのだ。自分一人芝居に気がついて来たからでもある。彼は森田の家で酔いつぶれて立ち寄り始めて一人、娘一人侘びしい森田の生活を知る。そして愛想良くもてなしてくれる森田の娘と話をしているうち、我が子の顔か浮かんでくるのである思案揚げ句、三好再度訪ね、いつになく神妙な顔で平伏する。しかし痩せても枯れても三好親子は男だと彼の願いを蹴るが、狂気から醒めた桑原は、それでは自分の娘を殺す気かと三好詰め寄る三好もどうやら桑原という人間も少し精魂がまだあると判じ真面目に更生を注言して息子達のことは本人同志任せて、まず女房の浅子としかるべく話をつけて来いと寛容態度反省求めここにさしものいざこざ彼の心から謝罪となり、両家に幸福な春が訪れる。





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