能管製作修理
主名称: | 能管製作修理 |
ふりがな: | のうかんせいさくしゅうり |
認定区分: | 個人 |
種別: | 芸能 |
選定年月日: | 1978.05.09(昭和53.05.09) |
解除年月日: | |
解説文: | 能管は能囃子四拍子の一つとして能楽上演に欠かすことのできないものである。大鼓、小鼓あるいは太鼓と協力して器楽を奏したり、謡の中にアシライを吹いたり、唯一の旋律楽器として重要な働きをしている。 その外観は雅楽の竜笛に近似しているが、歌口(吹口)と指穴との間の内部に喉という管がはめこんであり、管内の口径が筒口の方に向かって次第に細くなっているなど内部構造は異なり、「ヒシギ」という奏法があるように音色は強く鋭いもので能楽独特のものである。 現在この製作修理に能楽師(笛方)のもとめに応じている専門技術者はただ一人であり、その保護育成が能楽関係者に強く望まれている。 |
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