ねり

デジタル大辞泉

ねり【練り／^×煉り】

読み方：ねり

１ 練ること。こねること。「小麦粉の—が足りない」「固(かた)—」

２ （練り）生絹(きぎぬ)の不純物を除いてしなやかにすること。また、その糸や織物。

３ （「邌り」とも書く）

㋐祭礼の行列などが練り歩くこと。→御練(おね)り

㋑公家が行事に庭上を練り歩くこと。練り方に序・破・急があり、早練り・遅練りなどという。練歩(れんぽ)。

４ 「練り餌(え)」の略。

５ 「練り鉄(がね)」の略。〈和名抄〉

６ 「練り酒」の略。〈日葡〉

日本語活用形辞書

煉り、練り

読み方：ねり

ラ行五段活用の動詞「煉る」「練る」の連用形である「煉り」「練り」、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

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伝統的工芸品用語集

ネリ

読み方：ねり

砕いたトロロアオイの根から採れる透明な粘液。和紙を作るとき、これを原料の入った水に混ぜて紙を漉くことによって、原料である植物の繊維をうまく絡ませることができます。和紙作りには欠かせない材料です。

Weblio日本語例文用例辞書

「ねり」の例文・使い方・用例・文例

• うまい言い訳をひねり出す
• ここの波はほとんど遠くの大うねりの余波だ。
• コメディアンの人種差別を煽るジョークは、抗議のうねりをもたらした。
• 細いひねりたばこをかむ
• この絹布のうねりはなんと美しいのだろう！
• 彼の車はうねりながら道路を横断した。
• 濃霧に加えてうねりもたかかった。
• ボールを投げる投手の身体のひねり.
• 波のうねり.
• ねじをもうひとひねりする; 締めつけを強化する.
• ひげをひねりあげる.
• その川は平野をうねりながら流れている.
• うねり寄せる波.
• (瓶の)キャップをひねり取る.
• 濃霧に加えてうねりも高かった.
• 浜にはうねりが打ち寄せていた.
• 海はうねりが高い.
• 土用波のうねりが高い.
• 考え抜いた末に窮余の一策をひねり出した.
• あんな相手は一ひねりだ.