にしろ

デジタル大辞泉

に‐しろ

［連語］《格助詞「に」＋サ変動詞「する」の命令形「しろ」》

１ 仮定または確定の事柄を示し、あとにそれに逆らう事柄を判断的に述べる意を表す。…にしても。「失敗する—やるだけのことはやる」

２ 例を示し、それがあとに述べる事柄に当てはまることを暗示する意を表す。…にしても。「どちら—高過ぎて手が出ない」「買う—買わない—一度見ておこう」

[補説] 1は係助詞「も」を挿入した「にもしろ」の形でも用いる。「短時間にもしろ会えたのは幸運だ」

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「にしろ」の例文・使い方・用例・文例

• 好きなようにしろ
• 「ふざけるのもいいかげんにしろよ！」と彼はむっとして言った。
• それを目標にしろ。
• いい加減にしろ。
• 教室では静かにしろ。
• いいかげんにしろよ。
• 彼女は、怒ると怖いし、なにしろ顔が怖すぎる。
• 彼は私に静かにしろといった。
• 好きにしろ
• いい加減にしろっつの。恵子さん、嫌がってるだろ。
• 嘘ではないにしろ、ホラに近い。
• 彼女はうまくゆかなかったが、なにしろ初めてのことだったからね。
• 静かにしろったら。
• 冗談も大概にしろ！
• 冗談にしろ、恐怖からにしろ、決してうそを言うな。
• 私にしろとか、するなとか命じないで下さい。
• 言ったとおりにしろ。
• 好きにしろよ。
• 君静かにしろよ。
• 君、静かにしろ。