三省堂 大辞林 |
なん
めり
〔断定の助動詞「なり」の終止形に推量の助動詞「めり」の付いたものの撥音便の形。撥音「ん」は表記されないことが多い〕「なめり(連語)」に同じ。
「良清などは、おろかならず思す―
品詞の分類
「なんめり」の用例一覧
相馬の仇討 (青空文庫)
びにん)といった名だから勿論前座だが、締った読み調子、素人染みているにしては——巧いというのだろう。 「頃は何時(いつ)なんめり、天正二十三年十一月、上杉弾正大弼(だいひつ)輝虎...
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瀧口入道 (青空文庫)
るぞ。我も自ら知らず、只々朧げながら夢と現(うつゝ)の境を歩む身に、ましてや何れを戀の始終と思ひ分たんや。そも戀てふもの、何(いづ)こより來り何こをさして去る、人の心の隈は映(うつ)すべき鏡なければ何れ思案の外なんめり...
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正岡子規 かけはしの記 (青空文庫)
をあやどる山脉はいよいよ迫りてかぶせかゝらん勢ひ恐ろしく奥山の雪を解かして清らかなる水は谷を縫ふて其響凄し。深き淵のたゞ中に大きなる岩の一つ突き出でたる上に年ふりたる松の枝おもしろく竜にやならんと思はれたるなどもをかしく久米駿公の詩に水抱巌洲松孑立雲竜石窟仏孤栖といへるはこゝなんめり...
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