三省堂 大辞林 |
なんぴん 0 【難▽平】
〔「ぴん」は唐音。「難(=損)」を均(なら)す意〕
(1)取引で、思惑に相違した相場の変動によって損が生じた場合、買い増しまたは売り増しして損失を平均化し、回復しようとすること。
「―買い」「―売り」
(2)〔(1)を資金の裏付けや見通しなく行なって大損をすることから〕身の程知らず。愚か者。
「我が身知らずの―なり/浮世草子・一代女 1」
(1)取引で、思惑に相違した相場の変動によって損が生じた場合、買い増しまたは売り増しして損失を平均化し、回復しようとすること。
「―買い」「―売り」
(2)〔(1)を資金の裏付けや見通しなく行なって大損をすることから〕身の程知らず。愚か者。
「我が身知らずの―なり/浮世草子・一代女 1」
外国為替用語集 |
難平(なんぴん)
損を平準化するための投資手法のひとつ。値下がりする都度買い増しし、買い値の平均を低くすることを「難平買下り」。逆に、値上がりする都度売り増しし、売り値の平均を高くすることを「難平売上り」。相場が反転すると利益になるが、続けて一方向に動くと大きな損失を被る危険性もある。
商品先物取引用語集 |
難平(なんぴん)
損失を平均するという意から転じて、相場の上下に応じて売買の値段を平均して相場を仕掛ける平均売買法のことをいいます。すなわち、当初から大量の建玉を仕掛けることはせずに、売りの場合には高値になるにしたがって売り玉を漸次増加して平均売値段を引き上げ、また、買いの場合には安値になるにしたがって買い玉を漸次増加して平均買値段を引き下げることにより、反落または反騰のときの利益を増大させる売買方法のことをいいます。隠語大辞典 |
ナンピン
難平
読み方:なんぴん
- 取引所の語。損失をしたるに係らず重ねて同じ事をする事。売りて損したるに係らずまた売り込むを、なんぴんうり、買ひて損失せるに係らずまた買ふを、なんぴん買ひといふ。
- 売玉にしろ買玉にしろ不利となつた場合、建玉を殖やして値段を平均すること。
- 相場が高くなればなるほど売り、安くなればなるほど買増して平均することをいふ。〔相場語〕
- ナンピン。売玉又は買玉の不利となつた場合建玉を殖して値段の平均をとること。
- 〔経〕取引所用語。相場が見込違ひとなつたとき当初の思惑を固執すること、例へば「買なんぴん」とは、相場の買値より下落したとき、更に買乗せて損失を少くすること、をいふ。
- コヂツケて「難平」と書いてゐるが売りにも買ひにも使ふ言葉で買ひの場合は不利益なる立場にありながら買下がつて買値段の平均をはかり、売りの場合はその反対に売玉の値段を平均して引上げて行くことをいふ。
- 相場を自己の有利に平均して売買すること。
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