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ながされて藍蘭島の登場人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/05/19 10:03 UTC 版)

ながされて藍蘭島 > ながされて藍蘭島の登場人物

ながされて藍蘭島の登場人物(ながされてあいらんとうのとうじょうじんぶつ)では、藤代健漫画作品『ながされて藍蘭島』およびそれを原作としたアニメ作品、ライトノベル作品、ドラマCDに登場する人物について説明する。

声優欄はアニメ版の声優ドラマCD版の声優)と表記。


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。


目次

メインキャラ

東方院 行人(とうほういん いくと)
- 下野紘保志総一朗
本作品の主人公1988年2月15日生まれ、血液型はA型。14歳。身長151cm。体重40kg。中学3年生。父親とケンカして家出したが、乗船した沖縄県行きの客船から転落。5日間の漂流後、嵐に巻き込まれ大波に飲まれ意識を失う。その後、藍蘭島に漂着し、魚釣りをしていたすずに釣り上げられた。
大の負けず嫌い。父親に再三言われたことから「無理」や「できない」という言葉が大嫌い。オババに藍蘭島に流れ着いたのも運命と言われ、島からの脱出を試みるが失敗。すずの家に居候する。
原作27話(アニメでは第5話)の時点で、藍蘭島の動物との意思疎通ができるようになる。
父親に対しては嫌悪感を持っているが、祖父に対しては(苦手ながら)尊敬し、その教えは守ろうとしている。
「男は女を守るもの」という紳士的(あるいは旧弊)な思考を持つ。
食べ物では古風な家柄の為あまり食卓に並ばなかったせいもあり、肉が苦手でカレーが大好き。その為中学では毎日学食でカレーを食べており「カレーの王子様」と呼ばれていた。
高所恐怖症(祖父による幼児体験が原因)。
日本にいた頃、あまり同年代の女性と接点がなく、男がいなかったせいで羞恥心が薄い藍蘭島の少女たちの大胆な行動に、毎度のように鼻血を吹いている。島民の間では「特技」「島の名物」「鼻血芸」などと呼ばれている。特に、スキがあれば一緒に風呂に入ろうとするすずには困っている。
一人称は「ボク」。ゆきのと同居している動物たちには「いくいく」と呼ばれる。
祖父から剣術を教えられていた上、藍蘭島ではからあげに稽古をつけてもらっている。そのおかげで腕前は藍蘭島のぬしたちにハンデ有りとは言え互角に渡り合えるまでに成長し、最近では東西南北のぬしに狩り物競争で勝った事から、北の荒くれ者達に度々勝負を挑まれている。
小柄で華奢な体格だが、鍛えているためか意外と筋肉質である。スポーツは基礎的な陸上競技は得意だが、コントロールが悪く球技一般は大の苦手。
頭脳は明晰な方。藍蘭島の学校では高学年クラスの教員を任されている。担当は算数。まちの保健で男子の体のしくみで服を脱がされそうになる。しかし絵や工作は大の苦手で「学校での美術の成績は1だった」と語っている。手製の冷蔵箱の試作品はすずやからあげから「ゴミ」「前衛芸術」等と評され、使用に耐える物ではなかった。
思考は論理的だが、幽霊妖怪魔法といった自分の理屈で理解しがたいものは信じない。しかし宇宙人、UMA(妖怪以外)など、科学的に証明できそうなことは受け入れる。しかし、夢の世界に行って以降、なぜか妖怪や術などに肯定的になっている。
推理小説が好き。藍蘭島の推理小説「紅夜叉シリーズ」の愛読者でもある。
恋愛には疎く、島の女の子達の好意や、やきもち等に気づかない(まちにいきなりキスをされた理由すら分かっていない)。特にすずのことは妹のように思っており、よこしまな目では見ていないと主張している。
行人が持っている木刀は月見亭の「お土産コーナー」にあるもので、柄には「月見亭」という文字がある。
人気キャラクターランキングではすず以外の女性キャラクターを抑え、2位を獲得するなど大健闘をみせる。この結果には当の本人も作者も非常に驚いている。
すず
声 - 堀江由衣
本作品のメインヒロインで藍蘭島民。1988年10月9日生まれ、O型。13歳。[1]身長151cm。体重40kg。
やや天然で、世話好きな優しい女の子。一人称は「私」で「うにゃ」「ふみぃ〜」などの猫語が口癖。行人のことは「行人」と呼ぶ。行人からは「すず」、りんには「すずっち」と呼ばれている。単行本では現在全巻の表紙に登場している唯一の人物である。
青みがかった黒目にとび色のストレートロングヘアーが特徴。髪は藍色の大きいリボンでポニーテールにまとめている。本文である白黒ではベタやトーンではなく白ヌキで表現されており、白髪か金髪のように見える。また、13歳とは思えないほどの“ないすばでぃ”で、年上なのにお子さま体型なあやねに激しくうらやましがられている。ただ、そのあやねによると初潮を迎えていないらしく、そのためかまだ子供の作り方を知らない。
両親は不在。父親の高虎は12年前の一件で島の外に流され、母親のすずらんは3年前に行方不明になっている。行人が来るまでは、島で唯一の1人暮らしをしていた。これらの事情により家事全般が得意。また見かけによらず力持ちで、他の島民たちの手伝いをして日々の糧を得ている。島民には「しっかり者である」という評価をされているが、実は少しさみしがり屋。そのため、行人との同居をとても嬉しく思っている。
南のぬしであるしまとらに合気道柔術の手ほどきを受け、島内でも屈指の運動能力を誇る。さらに、激怒すると「眠れるにゃんこ」が目覚めてトランス状態になり、猫拳を操る女狂戦士に変貌。反面、大の勉強嫌いで、特に算数など計算が苦手。但し、子供のころ母に教わった将棋や囲碁の腕前は一級で、行人から教わったチェスを短期間でマスターし逆に負かしてしまうなど、学習能力は高い。
甘党で特に海龍神社の巫女一族秘伝の豆大福が大好物。これが関わると理性が吹っ飛び他のことがどうでもよくなる。お風呂も大好きで、特に「みんなでわいわい入る」ことや「洗いっこする」ことを好み、よく行人といっしょに入りたがっては彼を困らせている。逆に苦手なものはカレーなどの辛いもの全般と、お化けや怪談の類。
寝相が悪く、寝ぼけて水瓶を風呂と勘違いして風邪をひいたり、寝返りで行人に強烈なキックをお見舞いして家の外にふっ飛ばしている。実は12歳までおねしょをしていた。
島内で唯一、行人を異性として意識していなかったが、同居生活が長びくに連れて、無意識に行人に淡い恋心を抱くようになる。本人はまだその想いを自覚しておらず、今のところ行人よりも甘いものの方が優先度は上。また、あやねが自分にイタズラしてこないことに寂しさを感じたりすずの中では行人よりもあやねが大きい部分もある。しかし、他の女の子と仲良くしている行人を無意識に邪魔したり、強烈な殺気をぶつけてびびらせるなどヤキモチ妬きな面を見せている。それ故に、現在ではこの行動が『藍蘭島名物 すずの嫉妬』とまで呼称されている。

東方院家関係者

東方院 美咲(とうほういん みさき)
声 - 清水理沙
行人の中学2年生。牡牛座。14歳。AB型。身長154cm。体重41kg。行人が持っていた写真と回想シーンにのみ登場(アニメ版では最終回に登場)。当初はおぼろげな肖像だったが、第50話にしてようやくはっきりと描かれた。アニメでは最初から顔が描かれている。一人称は「私」。長い髪の一部を細い三つ編みにし、後ろでチェックのリボンでまとめている。胸はあまり大きくない。
年頃の女の子らしく占いには興味を持っている。
行人のことは「お兄ちゃん」と呼ぶ。ブラコンの気があり、兄である行人を慕っている。時々、行人の耳掃除を無理矢理やっていた。また、誕生日には行人とデートする約束をしていた。
アニメ版では兄を探すうちに海で遭難し、住人が全員男の“藍蘭島”に漂着。快適な生活を送っていて、帰国する気はないらしい。
一度喋りだすと止まらなくなる上、話がどんどん関係のない方向へと脱線する。
勉強は苦手らしく夏休み終盤は宿題が終わらず、毎年行人に泣きついている。
妹となっているが誕生月は5月で、行人と3か月しか違わないため、血は繋がっていないと思われる。そのことについては本人も自覚があるような発言をしている(単行本第9巻第50話)。
寒さには強いが暑さには弱く、年々暑さに弱くなっている。雪女であるつららや娘のみちるとの関係が示唆されている。
行人の父
声 - 磯部勉
行人の行動を「ムリ」「ムダ」と一蹴した上、「私の言う通りにしてればいい」などと言う厳しい父親。ただし、それだけではなく、行人に「なぜ勝ちたいのか」を考えさせたこともある。行人が家出する原因となった人物。顔が初めて明かされたのはアニメ版の第1話。行人と喧嘩し、襲い掛かる行人を軽くあしらって返り討ちにした。
行人の祖父
行人の剣術の師でもある。得意技は大上段からの振り下ろしを鋭い突きに転じる「斬釘截鉄(ざんていせってつ)」で、行人はこれをまともに喰らって失神させられたこともある。新陰流に同名の技がある。行人に「絶対に無理なことなんてない」ということを教えた。行人からはそれなりに尊敬されているが、高所恐怖症になった元凶たる人物でもある。
黒スーツの男
行人が失神し美咲に介抱されている最中、救急箱を持ってきた男性。名前などは不明。「おじゃまでした?」と美咲に対して丁寧語を使っていることから東方院家の使用人(もしくは目下の縁者)のようである。
顎ヒゲを生やしており、額に大きな古傷がある。
容姿・傷・行人の反応から、すずの父親の高虎である可能性が高い。



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  1. ^ 読みきり版での設定は14歳


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