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ないければ
〔助動詞「ない」に接続助詞「ければ」の付いたもの。近世江戸語。くだけた言い方では多く「ねえければ」となる〕助動詞「ない」の仮定形「なけれ」に接続助詞「ば」の付いた「なければ」に相当するもので、近世江戸語では、「なければ」に先立って、普通この形が用いられた。
「十ぶんな事をして貰はねえければ、おめえもむねがすみやすめえ/洒落本・富賀川拝見」「たとへほえ面(づら)さらしても男のありかを言はねえければ、かわいそうだが手めえも同罪/人情本・梅児誉美(後)」
品詞の分類
「ないければ」の用例一覧
三島霜川 青い顏 (青空文庫)
理もあるもんか、とツくに 追 ( お ) ン 出 ( だ ) して 了 ( しま ) ふさ。 俺 ( おれ ) のは憎いんでもないければ [#「ないければ」はママ] 可愛 ( かあい ) いといふんでもない………たゞ...
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幸徳秋水 翻訳の苦心 (青空文庫)
他の新聞と比べて見ると無論誤訳だらけである、面目ないやら苦しいやらで殆と泣出したくなつたことが屡々であつた、併し社では誤訳を責めもしないければ、放逐もしなかつた、月給六円で完全に翻訳家の雇はれる筈がないので。 一年半程して、日清...
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