ジャグリングで道具を落としてしまったときに言うギャグや機転の利いたセリフの事。残念ながらジャグリングにおってドロップ(物体を落とすこと)は日常茶飯事なのでこのようなセリフをたくさん知っていれば、例え失敗してもお客さんを楽しませる事ができる。(失敗もうまくあしらえば芸の一部になるのである。)もちろん音楽に合わせているときは使えないが、しゃべりながらジャグリングをするならドロップラインはたくさん持っているほうがいい。 よく耳にするのは ・ボールをすかさず拾って何事もなかったかのようにジャグリングを続け 「一瞬失敗したかと思いました。」or「ボールを落としそうになりました…」 ・あらぬ方向を指差し「あれは何だ!!」 ・「今日はずいぶん風が強いですね。」「太陽が目に入ってしまいました。」 などなど。 ドロップラインは芸人のオリジナリティーが問われるものだと思う。それゆえ人のやっているのがおもしろいと思っても安易にまねしないで自分のオリジナルのセリフや言い回しを作るように心がける事。 あと注意するのはいくら面白いからと言って失敗するたびに同じセリフを言わないように。基本的には失敗しないに越した事はない。もしジャグリングを完璧にこなせる自信があるなら、わざと失敗してこのセリフを使うのもありだろう。 89年のIJAハイライトビデオの中でMCがドロップラインについての面白いジョークを話している。 |