実用日本語表現辞典 |
「どちらからともなく」の用例一覧
岸田國士 愛妻家の一例 (青空文庫)
じん」の眼で眺め暮した世にも不幸な人間なのである。一度は友達になるが、その友達は、大概いつかは彼のひねくれ根性に辟易し、彼の方でも、その友達のどこかに愛想をつかして、どちらからともなく...
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豊島与志雄 女心の強ければ (青空文庫)
たりとなった。眠るともなく、とろとろとしているうちに、どちらからともなく、互の足先が触れ、次で、互の手先が触れ、それから、どちらが抱き寄せたのか寄り添ったのか、深夜のなかで分らなかった。 夜明け近い頃、長谷...
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豊島与志雄 死の前後 (青空文庫)
代り、時々姪の娘を訪れていた。芸者だからお邸に出入りさしては悪いといって、一度も向うから来さしたことはなかったが、月に一二度くらいはどちらからともなく電話で話し、三月に一度くらいはこちらからたずねていき、小遣...
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