三省堂 大辞林 |
とどこお・る とどこほる 0 4 【滞る】
〔「とど」は「とどまる」の「とど」と同源〕
(1)物事が順調に進まない。停滞する。
「仕事が―・る」「胸ニ食物ガ―・ル/ヘボン」
(2)支払うべき金がたまる。延滞する。
「部屋代が―・る」
(3)すがりついて行かせない。
「衣手に取り―・り泣く子にも/万葉 492」
(4)(性格が)ためらいがちである。
「何事にかは―・り給はむ/源氏(賢木)」
漢字辞典 |
出典:漢字辞典 |
掯
滞
滞 |
滯
濇
軭
「とどこおる」の用例一覧
宮本百合子 あられ笹 (青空文庫)
光琳の流れのなかで定式のようになった松の翠の笠のような形に重ねられる手法、画面の中央を悠々とうねり流れている厚い白い水の曲折、鮮やかな緑青で、全く様式化されながらどっしりと、とどこおるもののない量感で据えられた山の姿、それらは、宗達の絵の世界にあらわれて、まだ...
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太宰治 葉 (青空文庫)
死のうと思いはじめた。 病む妻や とどこおる雲 鬼すすき。 赤え赤え煙こあ、もくらもくらと 蛇体 ( じゃたい ) みたいに天さのぼっての、ふくれた、ゆららと流れた、のっそらと大浪うった、ぐるっぐるっと渦まえた、間も...
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