とうたい

デジタル大辞泉

とう‐たい【凍^×餒】

読み方：とうたい

こごえることと飢えること。生活に苦しむこと。

「宿榾を焚き以て大に—したるたけが身体を暖めしむ」〈菊亭香水・世路日記〉

とう‐たい〔タウ‐〕【当体】

読み方：とうたい

仏語。ありのままの本性。本体。転じて、本心。

「起り得る嫌疑を避けようとするのが彼女の—であったにした所で」〈漱石・明暗〉

とう‐たい【東岱】

読み方：とうたい

中国、泰山の異称。五岳の一。

とうたい【灯体】

読み方：とうたい

照明器具で、光を発する本体。支持体や調光装置を除いた、電球などの部分を指す。

世界宗教用語大事典

とうたい 【当体】

仏教用語。トウダイとも。当の本体ということで、そのものずばりの意。ありのままの本性。直ちにその本体をさす語。そのもの。本体。