てんぐとは? わかりやすく解説

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てん‐ぐ【天×狗】

読み方:てんぐ

深山に住むという妖怪山伏姿で、顔が赤くて鼻が高く、背に翼があり、手には羽団扇(はうちわ)・太刀金剛杖を持つ。神通力があって、自由に飛行するという。鼻の高い大天狗烏天狗などがある。各地に天狗にまつわる怪異な話が伝承されており、山中で起こる種々の不思議な現象は、しばしば天狗のしわざであるとされる

1鼻の高いところから》自慢すること。うぬぼれること。高慢なこと。また、その人。「—の鼻をへし折る」「釣り—」

《「てんく」とも》落下の際に大音響を伴う、非常に大きな流星天狗星(てんぐせい)。

天狗の画像
天狗の像
「天狗」に似た言葉

てんぐ

てんぐの画像 てんぐの画像
グループ名てんぐ
グループ名フリガナてんぐ
グループメンバーマジ川田/横山ミル
性別男性グループ
URLhttps://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=2797
プロフィール2004年4月結成された、マジ川田横山ミルから成るお笑いコンビ今後活躍期待される
職種お笑い

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てんぐ


てんぐ

  1. 男陰のこと。〔風流

天狗

読み方:てんぐ

  1. 高慢又は自分の事を自慢することをいふ。犯罪語では雨天降雨の事をいふ。
  2. 市場用語、中限相場当限先限よりも高いこと、天窓から忍込む窃盗俗語〕。
  3. 鼻。或は降雨を云ふ。
  4. ①鼻。或いは降雨をいう。②水天宮。〔関東

分類 俗語市場用語、関東


天狗

読み方:てんぐ

  1. ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・石川県
  2. 。〔第六類 器具食物

分類 石川県


天狗

読み方:てんぐ

  1. 降雨。〔第一類 天文事変
  2. 降雨のことを言ふ。〔犯罪語〕
  3. 降雨のこと。〔一般犯罪

分類 犯罪犯罪


天狗

読み方:てんぐ

  1. 本類「てん」(※「てん」)同意。〔第三類 犯罪行為
  2. 「天」(※「てん」)に同じ。

天狗

読み方:てんぐ

  1. 高慢なこと。又は自慢することをいふ。天狗の如く鼻を高くする意味からいつたもの。

天狗

読み方:てんぐ

  1. 当月先物安く中限高き相場をいふ。中高ともいふ。〔相場語〕

分類 相場

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天狗

(てんぐ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/24 09:50 UTC 版)

天狗(てんぐ)は、日本伝承に登場する妖怪ともいわれる伝説上の生き物。一般的に山伏服装で赤ら顔でが高く、があり空中を飛翔するとされる。俗に人を魔道に導く魔物とされ、外法様ともいう。


注釈

  1. ^ ただし、『太平記』の中で、天狗が鎌倉幕府滅亡の予兆を示す際に、動乱の兆しであるヨウレボシ(妖霊星)に言及しているのは天狗が本来流星だった名残と考えられている[3]。また、江戸時代に書かれた『天狗経』に記載された天狗真言には金星を意味する「アロマヤ」の語が入っており、ここでも流星の様な兵乱の予兆となる星と関連付けられている[4]
  2. ^ 日本における天狗像には流星である天狗の他に、『山海経』に記載された風雨を司る山の神である天愚の影響も指摘されている[5]

出典

  1. ^ 正法念処経巻第十九”. 仏教典籍検索. 広済寺. 2010年8月12日閲覧。
  2. ^ 大正大蔵経 T0721_.17.0111a02:一、T0721_.17.0111a03: 切身分 光焔騰赫 見是相者 皆言憂流迦、T0721_.17.0111a04下 魏言天狗下
  3. ^ 小松和彦監修『日本怪異妖怪大事典』東京堂出版、2013年、381頁。ISBN 978-4-490-10837-8 
  4. ^ 『妖怪の本』学研、1999年、66,70頁。
  5. ^ a b c 伊藤信博「天狗のイメージ生成について―十二世紀後半までを中心に―」『言語文化論集』第29巻第1号、名古屋大学大学院国際言語文化研究科、2007年11月15日、75 - 92頁、doi:10.18999/stulc.29.1.75ISSN 0388-68242021年1月11日閲覧 
  6. ^ banbanzai777.blog76.fc2.com/blog-entry-361.html 「江戸のお化け・妖怪」(キャーッツ!)。2011-08-15
  7. ^ 天狗草紙絵巻 e国宝
  8. ^ 東京国立博物館(2巻[7])や個人蔵などに分蔵。また、詞書の古写本が称名寺金沢文庫寄託)に伝わる。
  9. ^ 『吾妻鏡』内の脚注より。
  10. ^ <お宝発見!> (9)古代ザメの歯:中日新聞Web”. 中日新聞Web. 2022年2月9日閲覧。
  11. ^ 高山建吉「遠州の天狗囃子」『民間伝承』15巻第2号、民間伝承の会、1951年2月、19頁、NCID AN10219431 
  12. ^ 大藤時彦他 著、民俗学研究所 編『綜合日本民俗語彙』 第4巻、柳田國男監修、平凡社、1955年、1644頁。 NCID BN05729787 
  13. ^ 千葉幹夫『全国妖怪事典』小学館〈小学館ライブラリー〉、1995年、116頁。ISBN 978-4-09-460074-2 
  14. ^ a b c 岩井宏實『妖怪と絵馬と七福神』青春出版社〈プレイブックスインテリジェンス〉、2004年、57-58頁。ISBN 978-4-413-04081-5 
  15. ^ 倉田一郎「青根村の霊怪」『民間伝承』1巻第20号、民間伝承の会、1936年8月、6頁、NCID AN10219431 
  16. ^ 『南佐久口碑伝説集南佐久編限定復刻版』発行者長野県佐久市教育委員会 全232P中 99P 昭和53年11月15日発行
  17. ^ researchmap 勝俣 隆
  18. ^ a b c d 天狗の古典文学における図像上の変化に関する一考察 : 烏天狗から鼻高天狗ヘ - 勝俣隆、長崎大学教育学部紀要、2005年
  19. ^ a b c 杉原たく哉『天狗はどこから来たか』大修館書店、2007年、ISBN 978-4-469-23303-2、115-117頁。



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