三省堂 大辞林 |
てぐるま 2 【手車/▼輦】
(2)土砂などを運ぶ二本の柄のついた小形の一輪車。猫車(ねこぐるま)。
(3)自家用の人力車。
「和らかひ衣類(きもの)きて―に乗りあるく時は/十三夜(一葉)」
(4)二人が向かい合って両腕を組み合わせ、その上に人を乗せて運ぶこと。
「二人の―に乗つて帰らうと思ふが/狂言・鈍太郎」
(5)近世の玩具の一。菊花や井戸車の形の車に糸をつけた、ヨーヨーのようなもの。
(6)(多く「輦」「輦車」と書く)屋形に車を付けて、手で引く乗り物。内裏の中は歩くのが普通であったが、東宮・親王・摂政関白・女御などが、これに乗って入ることを許された。輦輿(れんよ)。れんしゃ。
» (成句)手車に乗せる
てんぐるま 3 【▽手車】
漢字辞典 |
出典:漢字辞典 |
輦
輦
てぐるまと同じ種類の言葉
「てぐるま」の用例一覧
泉鏡花 森の紫陽花 (青空文庫)
かみ ) の 中 ( なか ) に 淡 ( あは ) くかざしたるが、 手車 ( てぐるま ) と 見 ( み ) えたり、 小豆色 ( あづきいろ ) の 膝 ( ひざ ) かけして、 屈竟 ( くつ...
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夏目漱石 坊っちゃん (青空文庫)
時などは清にどんなものになるだろうと聞いてみた事がある。ところが清にも別段の考えもなかったようだ。ただ 手車 ( てぐるま ) へ乗って、立派な 玄関 ( げんかん ) のある家をこしらえるに 相違 ( そうい ) ないと云った。 それ...
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鈴木三重吉 大震火災記 (青空文庫)
テイションなぞを目あてにうつッていくのです。女たちで、すはだしのまま、つかれ青ざめてよろよろと歩いていくのがどっさりいました。 手車 ( てぐるま ) や 荷馬車 ( にばしゃ ) に負傷者をつんでとおるのもあり、たずね 人 ( びと ) だれ...
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