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てぃーんず ぶるーす

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/05/21 06:27 UTC 版)

てぃーんず ぶるーす
原田真二シングル
収録アルバム Feel Happy
B面 ANGEL FISH 
リリース 1977年10月25日
ジャンル ポップス
レーベル フォーライフレコード
作詞・作曲 作詞:松本隆
作曲:原田真二
プロデュース 吉田拓郎原田真二
チャート最高順位

オリコン6位 (1978年年間チャート47位)

原田真二 シングル 年表
てぃーんず ぶるーす
(1977年)
キャンディ
(1977年)

てぃーんず ぶるーす」(TEENS' BLUES)は、1977年10月25日にリリースされた、原田真二のデビューシングルである。

目次

解説

高2の時フォーライフオーディションに合格し、高校卒業と同時に上京。同年10月25日から1ヶ月おきに3枚のシングルを発売し、3曲同時にオリコンチャートベスト20に送り込む。

新興レーベル「フォーライフレコード」期待の新人原田真二の、上記トリプルデビュー第一弾となるシングルが本作「てぃーんず ぶるーす」である。

B面も含め、作曲は原田自身。作詞が松本隆。アレンジャーは鈴木茂 & 弦アレンジに瀬尾一三

エピソード

デビュー曲の選択

デビュー曲は、まずは自分も含めたプロの作家でと考えたプロデューサー吉田拓郎と、最初が肝心なのでなんとか自作曲でと強く希望した原田との間で意見が会わず、選択に難航。当時のレコーディング地である箱根のホテルで明け方まで会議したが結論が出ず、早朝、吉田と二人でプールサイドを散歩していると、いきなり冗談で吉田にプールに突き落とされるハプニング。その一部始終を松本隆が8ミリビデオで撮影していたという、半ば計画的な悪戯とも思えるが、そのあと原田の希望が通り自作曲でのデビューが決まった。「あれはきっと "てぃーんずぶるーす" で行くぞっていうことだったと思うんですよね」と、当時のエピソードとして原田が語っている[1]

トリプルデビュー

一方で、一度にいい曲がたくさんできたという評価も得て、「真二の魅力は1曲では伝えきれない」「従来のデビューの形ではなく、何曲か連続で出していった方がいいんじゃないか」という、当時所属していた事務所「アミューズ」の社長大里洋吉のアイデアにより、1ヶ月ごとに続けて3枚のシングルを発売するという、当時の業界では異例のトリプルデビューが決まった。

歌詞

この曲は元々、「君の世代へ」というタイトルの原田自身の書いた原詞が存在した。当時の暴走族問題なども取り上げ「新聞では毎日○○なニュースがにぎわしているけど、俺たちはこのままでいいのか?」というような、自分たちの世代に向かっての強い想いとともに、世界平和の願いも込めて歌ったストレートなメッセージソングであった[2][3]。しかし、これではちょっとヘビーすぎるということで、流行歌として商業ベースに乗せられることが可能な作詞家として、松本隆を起用することとなる。

原田は、「松本隆さんは、そんな反体制的なイメージを "ジェームス・ディーン" というキーワードを出すことにより代弁させてくれた[2][3]」と複数のインタビューで語る。

松本は、「当時の男性アイドル歌手にありがちな、君が好きだ、俺について来い的なものではなく、男だって悩み、苦悩するというのを歌詞にしたかった。まだ若いんだから自分がのたうちまわるような歌詞にしたほうがいい。彼ならばそれが表現できるのではないかと思った[4]」と述べている。

アレンジ

デビューに向けての3曲のシングルは1977年6月-7月頃、レコーディングが行われた。最初は要領もわからないので、サウンドメイクはほぼ依存する形で進行。

原田いわく、彼が作ったデモテープの時点では、イントロにスティービーワンダーのようなブルースハープが入り、アコースティックギターのカッティングを基調とした作りで、「洋楽のロックアーティストがあえてアコギを弾いて歌ってるような渋いイメージ」を想定していたが、出来上がってきたアレンジは、「当時のミューミュージックの最先端をいくような洗練されたサウンド」に・・・。テレビでもあえてピアノを弾いて歌う演出法がとられ、製作側の意向と原田が思い描いていた表現法ではややギャップがあったようである[2]

収録曲

SIDE A

てぃーんず ぶるーす (3分45秒) 

SIDE B

ANGEL FISH (4分15秒)

  • 作詞: 松本隆/作曲: 原田真二/編曲: 鈴木茂・瀬尾一三



  1. ^ Musicshelf page1
  2. ^ a b c BS朝日「MUSIC SOUL」
  3. ^ a b Musicshelf page2
  4. ^ HP風待茶房


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