つめくさ

デジタル大辞泉

つめ‐くさ【爪草】

読み方：つめくさ

ナデシコ科の一年草、二年草。各地の道端などに生え、高さ5〜15センチ。葉は対生し、鳥の爪のように線形で細い。春から夏にかけ、白い小さな5弁花を開く。たかのつめ。

撮影・広瀬雅敏

つめ‐くさ【詰草】

読み方：つめくさ

シロツメクサの別名。

植物図鑑

つめくさ (爪草)

●わが国の各地をはじめ、朝鮮半島から中国、ヒマラヤに分布しています。畑や道端、荒れ地などに生え、高さは１５センチほどになります。茎は根本から分枝し、葉は線形で対生します。名前は、この葉のかたちを鳥の爪に見立てたもの。３月から７月ごろ、葉腋から長い花柄を伸ばして、小さな白い花を咲かせます。
●ナデシコ科ツメクサ属の一年草で、学名は Sagina japonica。英名は Japanese pearlwort。

ナデシコのほかの用語一覧

タカネツメクサ：	細葉爪草  高嶺爪草
ツメクサ：	浜爪草  爪草
ナデシコ：	カーネーション  ディアンツス・アルピヌス  ディアンツス・グラキアリス

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つめくさ

出典:『Wiktionary』 (2021/06/20 22:41 UTC 版)

名詞

詰 草（つめくさ）

1. 緩衝材として用いられる植物。
2. 白詰草や紫詰草などのクローバーのこと。

語源

• 江戸時代、ガラス製品をオランダから日本へ運ぶ際に、ガラス製品を入れた箱に草が詰められていたため。

翻訳

• 英語: clover
• オランダ語: klaver 女性
• ギリシア語: τριφύλλι ^(el) 中性
• スウェーデン語: klöver ^(sv) 中性
• スペイン語: trébol 男性
• スロヴァキア語: ďatelina 女性
• チェコ語: jetel ^(cs) 男性

• 中国語:  (繁): 三葉草/ (簡): 三叶草
• ドイツ語: Klee ^(de) 男性
• ハンガリー語: lóhere
• フィンランド語: apila ^(fi)
• フランス語: trèfle ^(fr) 男性
• ブルガリア語: детелина 女性

関連語

• 類義語: クローバー, オランダ紫雲英（おらんだげんげ）, 白詰草, 赤詰草, 紫詰草, 米粒詰草