つくる会系の教科書とは? わかりやすく解説

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つくる会系の教科書

読み方:つくるかいけいのきょうかしょ
別名:つくる会系

新しい歴史教科書をつくる会」(通称つくる会」)の流れを汲む中学校歴史および公民検定済み教科書を指す通称

つくる会系の教科書は、主に、「新しい歴史教科書をつくる会」が執筆して自由社発行する歴史公民教科書と、「教科書改善の会」が執筆して育鵬社発行する歴史公民教科書を指す。いずれも従来教科書とは歴史観異な部分多く、「学習指導要領教育基本法などの方針忠実である」という評価もあれば、「自国中心主義的な歴史観だ」という評価もある。

新聞テレビなどマスコミによる報道多くが「つくる会」の呼称用いているが、育鵬社版教科書執筆している、「教科書改善の会」側は、報道こうした扱い方に対して強い抗議姿勢示している。ちなみに新しい歴史教科書をつくる会」の発足1996年、「教科書改善の会」の発足2007年である。

自由社版教科書は、歴史教科書が「新しい歴史教科書」、公民教科書が「新し公民教科書」という。育鵬社版教科書は「新し日本の歴史」、「新しみんなの公民」という。

2011年10月現在、沖縄県八重山教科書採択地区などで育鵬社版教科書採択をめぐり、採択地区協議会教育委員会地元住民などとの間で対立している。

関連サイト
株式会社自由社
株式会社育鵬社



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