三省堂 大辞林 |
ちんうつ 0 【沈▼鬱】
気分が沈んで、ふさぎこんでいる・こと(さま)。
「―な表情」
気分が沈みふさぎこむこと。
「堅忍の気は、―せる顔色の表に動けども/金色夜叉(紅葉)」
[派生] ――さ(名)
「ちんうつ」の用例一覧
岡本かの子 岡本一平論 ——親の前で祈祷 (青空文庫)
( ずいぶん ) あるにはあります。 けれど、主人一平氏は家庭に 於 ( おい ) て、平常、 大方 ( おおかた ) 無口で、 沈鬱 ( ちんうつ ) な顔をして居ます。この沈鬱は氏が 生来 ( せい...
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北村透谷 罪と罰(内田不知庵譯) (青空文庫)
ぜざる 濃茶 ( のうちや ) を 喜 ( よろこ ) び、 水 ( みづ ) を 割 ( わ ) らざる 精酒 ( せいしゆ ) を 飮 ( の ) み、 沈鬱 ( ちんうつ ) にして 敢爲...
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寺田寅彦 さまよえるユダヤ人の手記より (青空文庫)
通るときにわれわれは正真正銘の涼しさを感じるらしい。 暑中に冷蔵庫へ 這入 ( はい ) った時の感じは、あれは正当なる涼しさとは少しちがう。あれは無意味なる 沈鬱 ( ちんうつ ) である。涼しさの生じるためには、どう...
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