ちょっぷ

デジタル大辞泉

チョップ【chop】

読み方：ちょっぷ

１ あばら骨のついた豚肉や羊肉。また、その肉を焼いた料理。「ポーク—」

２ テニスなどで、バウンドした球の下部を、斜めに鋭く切るように打つこと。チョップストローク。カッティング。カット。

３ ボクシングで、上からたたき切るように打つこと。

４ プロレスで、平手で切るようにして鋭く打つこと。「空手—」

Juggling用語事典

チョップ

読み方：ちょっぷ
【英】：Chop

ボールやクラブで行う大変インパクトの強い技。空手チョップのように手が激しく左右に振り下ろされる。 まずボールで説明する。チョップは見た目は全く違うが、実はカスケードとボールを投げる順序、取る順序は全く同じである。したがってカスケードからすこしずつ変形してチョップに持っていくとよい。 カスケードをチョップに変える魔法のトリックがアンダーハンドである。これは通常の投げ方をする代わりにボールを手の下から投げるものである。ボールをひじの下あたりから投げようとすると、自然に手がボールをよける動作をすることが分かる。実はこの手の動きを強調していくとチョップの動きになるのである。ボールの動きではなく手の動きに注目して手を体に平行に勢いよく振り下ろす。 アンダーハンドを連続で行い、それにこの手を振り下ろす動作をつけるとチョップになる。次第に理解できると思うが、チョップのボールの軌道はカスケードのそれとは全く違うものになる。きれいなチョップでは全てのボールは垂直に上に投げられ、チョップの動きによって左右に運ばれるのである。 クラブでも全く同じである。クラブの場合はクラブを体に平行な面で勢いよく振り下ろす。クラブの動きがよく見えるためボールでやるよりインパクトは強い。スピンは1回転を使う方法と2回転を使う方法がある。 美しいチョップというのは習得するのに長い時間を要するものである。特にクラブの美しいチョップというのはなかなかお目にかかれない。