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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 13:52 UTC 版)
『ちゃお』は、小学館発行の日本の月刊漫画雑誌。1977年9月3日創刊。
注釈
- ^ 『なかよし』は1954年、『りぼん』は1955年に創刊であり、20年以上の間隔がある。
- ^ 『ちゃお』2021年12月号までの目次にもこのことが記載されていた。
- ^ 掲載陣は三浦浩子・風間宏子・池田さとみ・川原由美子・赤石路代・惣領冬実・麻原いつみなど、大人っぽい絵柄の作家が多かった。
- ^ 小学館の学習雑誌部門の編集部が1988年から1992年まで発刊していた女子小学生向け少女漫画(幼年漫画)雑誌。本誌も一時期学習雑誌部門に異動していた。
- ^ 左のデータより本誌は小学生全般と一部の中学生、『りぼん』は小学校高学年と中学生前後の少女が主な対象年齢であることがわかる。
- ^ 『めばえ』・『小学館の幼稚園』・『小学一年生』(小学館の学年別学習雑誌)』の編集部が担当する小学校低学年の女子児童向け少女漫画(幼年漫画)・情報雑誌。
- ^ 1970年代後半に『なかよし』にて大ヒットした『キャンディ・キャンディ』(原作:水木杏子)の作画を担当した漫画家。
- ^ ブーム元は1990年代前半から後半にかけて大流行した『なかよし』の『美少女戦士セーラームーン』であり、同作品のアニメ版スタッフが制作者に加わっている。
- ^ 左記のリンク先では、本誌だけで黒字化するには160万部以上必要と述べている。
- ^ 1990年代当時のADKは『りぼん』の作品のアニメ化に関わることが多かった。
- ^ 『愛天使伝説ウェディングピーチ』ともに子会社の日本アドシステムズ(NAS)名義。
- ^ 2006年1月号の表紙には「ありがとう30年」と記されていた。この「30年」というのは、『少女コミック』・『別冊少女コミック』の増刊時代も含めてのことである。
- ^ なお本誌の編集長として立て直しに尽力した辻本吉昭は、「性に関して真面目に描いた作品が、PTAには不謹慎に映ってしまったのでは。中身をろくに確かめずに判断する奴って、こんな調査をするたびにいるもんだなあ」と言う主旨の発言をしている。
- ^ 『少女革命ウテナ』の続編にあたる、映画『少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録』の漫画版(原作)は本誌ではなく「別冊少女コミックSpecial」で掲載された。競合誌の『なかよし』・『りぼん』原作のオリジナル作品のアニメ映画は、前者では『美少女戦士セーラームーン』(東映系)や『カードキャプターさくら』(松竹系)がシリーズ物で製作され、後者では『ママレード・ボーイ』や『ご近所物語』が東映アニメフェア内で上映され、シリーズ物では『ちびまる子ちゃん』(東宝系)が存在する。
- ^ a b c d e f g h i j k l m テレビアニメの制作が決まった後に本誌での漫画の掲載が決定したものである。これらの多くはテレビアニメを原作にした作品であるが、このうち『愛天使伝説ウェディングピーチ』と『少女革命ウテナ』に関しては『ちゃお』連載漫画版が原作である。『愛天使伝説ウェディングピーチ#原作漫画版』、『少女革命ウテナ#関連作品』も参照
- ^ 『美少女戦士セーラームーン』もほぼ同じ手法のメディアミックス作品であり、るんるんに掲載された『コードネームはセーラーV』を原作とする。
- ^ アニメ化が決まったときには原作漫画は既に完結していた。そのためアニメ化決定時点での連載作だった『KAREN』を打ち切らせて、続編かつスピンオフ作品である『新水色時代』を立ち上げている。類似例として『なかよし』に掲載された『まもって!ロリポップ』が挙げられる。こちらは続編が掲載された。
- ^ 『なかよし』で連載された『美少女戦士セーラームーン』。
- ^ 一例として、徳間書店のアニメ雑誌『アニメージュ』の1997年年間アニメ人気ランキングの各部門で上位を獲得しており、特に奥井雅美が歌う主題歌『輪舞-revolution』が主題歌部門で1位を獲得した。
- ^ 本誌連載中の漫画作品のアニメ化としては『炎のアルペンローゼ』以来、約12年半ぶりとなる。
- ^ 原作は同社の幼児向け絵本雑誌『おひさま』に掲載。
- ^ a b c d 2001年から2011年にかけて本誌原作の『Dr.リンにきいてみて!』、『わがまま☆フェアリーミルモでポン!』、『きらりん☆レボリューション』、『極上!!めちゃモテ委員長』が続けてテレビ東京系列で放送された。ただし2005年10月から2006年3月までの中断期間がある。
- ^ 他の2作品は『りぼん』に連載された漫画が原作の『満月をさがして』と、吉田玲子の原案を元に『なかよし』で漫画化された『東京ミュウミュウ』。
- ^ 同社の『小学館の幼稚園』・『めばえ』では競合誌の講談社『たのしい幼稚園』・『おともだち』が独占的に扱っている『プリキュアシリーズ』に対抗する意味合いもあり、本作が人気連載として大きく取り上げられていた。
- ^ 一時期のアニメ部門撤退期に製作された『クロスゲーム』のみ製作には関与していないが、2013年に「TOHO animation」のブランドで再参入してからは、小学館集英社プロダクションからIPを買い取っている。
- ^ 2006年3月1日のタカラトミー発足前後に企画された作品のため、初期に発売した商品はブランド名の変更に間に合わず、旧タカラブランドのままで発売された。
- ^ ゲームとしての「プリティーリズム」のタイアップ漫画は競合誌の『りぼん』で2010年8月号から2012年6月号まで連載されていた。その結果、2011年3月から2012年2月までの1年間、同じゲームを原作とする漫画作品が競合する雑誌で同時期に並行して連載される、という異例の事態となっていた。なお、小学館はアニメの第2期『プリティーリズム・ディアマイフューチャー』・第3期『プリティーリズム・レインボーライブ』及び『プリパラ』の製作委員会には参加せず、宣伝協力に留まる。
- ^ a b 「mezzo piano」は同社が1988年から展開する子供服の代表的なブランドで、乳幼児から小学校中学年の女児を対象としている。「mezzo piano junior」は同社が1999年から展開する「mezzo piano」から派生したブランドで、小学校高学年・中学生の少女を対象としている。
- ^ 連載終了後の2017年にリトルアンデルセンが同ブランドから撤退したが、2019年にクスクスが同ブランドを引き継いた。
- ^ 連載当初はアダプトが保有するブランドであったが、連載中の2015年に倒産。株式会社RONI WORLDが引き継いだが、2019年に入ってから埼玉・東京・名古屋・福岡の店舗を閉店、同年10月に倒産し、同時に東京の京王百貨店新宿店内にあった最後の店舗を閉店して商品展開も終了した。(出典:東京商工リサーチ(株)RONI WORLD)
- ^ バンダイから発売したウィルコム(現在のソフトバンク)用子供向けPHS端末「papipo!」。アスキーデジタル - バンダイとウィルコム、W-SIM方式の子供向けPHS端末“papipo!”を発表 (2006年03月16日 18時53分更新)
- ^ マイカル北海道(現在のイオン北海道)が展開した道内のサティは本ブランド展開前の2002年にポスフール、2011年までにイオンへ商号変更。
- ^ a b 青年漫画誌で『ビッグコミック』、『ビッグコミックスピリッツ』および『ビッグコミックオリジナル』と『月刊コミックバンチ』、一般週刊誌で『週刊ポスト』と『週刊新潮』が競合。
- ^ 2008年に小学館プロダクションに集英社と白泉社が資本参加し、現社名の小学館集英社プロダクションとなった翌2009年からは競合誌に当たる『りぼん』の連載作品も取り上げられている。
- ^ 2009年のちゃおちゃおアーケードでは服以外も募集されたことがあるが、翌年のちゃおちゃお動物園では企画自体がなくなった。
- ^ 本来、学年誌に発表された作品に関しては、てんとう虫コミックスから刊行されるので、『ないしょのつぼみ』は例外に当たる。
- ^ 読売新聞グループには中央公論新社が存在し、漫画の単行本の刊行も行ってはいるが、読売KODOMO新聞の編集に小学館が関わっているせいか、このような形態となっている。
- ^ 2005年11月発売・付録はお小遣い帳。初版限定のため現在は入手困難
- ^ 7巻は2012年6月発売、8巻は2013年1月発売、9巻は2013年10月発売・付録はいずれもテレビアニメ版を抜粋収録したDVD
- ^ 7巻は2012年8月発売、8巻は2012年10月発売、9巻は2013年5月発売・付録はちゃお本誌の付録DVDとして制作された同作品のOVAを収録したDVD
- ^ 2013年10月発売・付録はドラマCD及びノートとメモ帳
- ^ 2014年7月発売・付録は『ちゃお』公式の通販で発売されたドラマCDの1巻から3巻の再録
- ^ 4巻は2013年12月発売、5巻は2014年4月発売・付録はちゃお本誌のDVD用に製作された同作品のオリジナルドラマを収録したDVD
- ^ 7巻が最終巻、2014年1月発売・付録はちゃお本誌の付録DVD用に製作された同作品のOVA全4話を収録したDVD
出典
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- ^ 『「リカルデント キッズガム」リニューアル発売記念 まんが雑誌「コロコロコミック」&「ちゃお」とコラボ決定! リカルデント キッズガム“パイナップル味”&“ブルーベリー味”登場』(プレスリリース)モンデリーズ・ジャパン、2017年2月15日 。2017年8月17日閲覧。
- ^ 少女漫画誌「ちゃお」の公式VTuberがデビュー MoguLive 2019年12月20日
ちゃお(原作)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 01:56 UTC 版)
「きらりん☆レボリューション」の記事における「ちゃお(原作)」の解説
原作漫画は2004年3月号から2009年6月号まで『ちゃお』にて連載。単行本はちゃおコミックス(小学館)から全14巻。 『ちゃお』では原則として若手作家の連載は「シーズン制」の短期連載方式を採っており、中原杏による本作以前の『ちゃお』連載作品はすべて読み切りかシーズン連載であった。本作も当初はシーズン制に則って6話連載であったが、それまでの中原作品以上に人気が高まったため、初めてシーズン制が解かれ通常連載へと移行した。2005年10月号から背表紙をミルモに代わってなーさんが飾るようになり、同誌の看板作品となった。 平成18年度(第52回)小学館漫画賞児童向け部門受賞。
※この「ちゃお(原作)」の解説は、「きらりん☆レボリューション」の解説の一部です。
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