ちまきとは? わかりやすく解説

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ち‐まき【千巻(き)】

読み方:ちまき

織機部品の一。織り上がった織物巻き取るための木製の棒。


ち‐まき【×粽/×茅巻(き)】

読み方:ちまき

古くチガヤ巻いたところから》米や米粉葛粉の餅(もち)を笹や葦(あし)の三角細長い円錐状に包んで蒸したもの。5月5日端午の節句食べ習慣は、屈原汨羅(べきら)に入水したのを弔って、その姉が餅を投じたことから始まるという。《 夏》「—結ふかた手にはさむ額髪芭蕉

もち米ピータン焼き豚野菜などをいためて調味し笹の葉包んで蒸したもの。中国粽。

粽形(ちまきがた)」の略。


ちまき 【粽】

巻いたから)端午の節句食べ米粉葛粉などで作った餅。笹や真菰などの巻いてイグサ縛って蒸す。中国にもあり、投身して死んだ屈原戦国時代)の忌日五月五日に、姉がこれを江に投じて竜神捧げたとの伝説がある。日本でも精霊供える地方がある。

ちまき〔粽〕

や笹などに巻いた餅。古くから五月節句供え物とされた。
粽とは茅巻の意。糯米または米粉にて作った餅を、笹、などで巻き包んだもの。

ちまき


ちまき

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/12 10:44 UTC 版)

ちまき中国語: または 粽子、拼音: zòng ツォン または zòngzi ツォンズ)は、もち米うるち米米粉などで作った、もしくはもち米を、三角形(または円錐形)に作り、ササなどの「ちまきの葉」(中国語: 粽葉; 拼音: zòngyè)で包み、イグサなどで縛った食品。葉ごと蒸したり茹でて加熱し、その葉を剥いて食べる。


注釈

  1. ^ 『續齊諧記』のこのくだりは、江戸時代の『和漢三才図会』や[9]、明治の『古事類苑』にも引かれている[11]

出典

  1. ^ a b 古今圖書集成』 巻51、《風俗通義》の引用。
  2. ^ 許 2004, pp. 39–40.
  3. ^ 許, 若馨 Xu Ruoxin (25 June 2020), “端午節|糉、粽、糭哪個字才正確?中文系講師端午節「糉」字逐個解”, Ming Pao 明報, https://news.mingpao.com/ins/%E6%B8%AF%E8%81%9E/article/20200625/s00001/1592921167670/%E7%AB%AF%E5%8D%88%E7%AF%80-%E7%B3%89-%E7%B2%BD-%E7%B3%AD%E5%93%AA%E5%80%8B%E5%AD%97%E6%89%8D%E6%AD%A3%E7%A2%BA-%E4%B8%AD%E6%96%87%E7%B3%BB%E8%AC%9B%E5%B8%AB%E7%AB%AF%E5%8D%88%E7%AF%80%E3%80%8C%E7%B3%89%E3%80%8D%E5%AD%97%E9%80%90%E5%80%8B%E8%A7%A3 。学者である若震認 Hung Yeuk Chun による考証。
  4. ^ a b c 林 1990, p. 119.
  5. ^ 渡部忠世、深澤小百合『もち(糯・餅)ものと人間の文化史89』法政大学出版局、1998年。ISBN 4-588-20891-8 
  6. ^ 小林 & 冨安 2009, p. 23、渡部 & 深澤 1998[5]に拠る。
  7. ^ a b c d 荒井三津子, 云肖梅「年中行事の菓子--日本と中国の比較研究(1)」『北海道文教大学研究紀要』第33号、北海道文教大学、2009年3月、69-80頁、ISSN 13493841NAID 110008003125 
  8. ^
  9. ^ a b c 小林 & 冨安 2009, p. 23.
  10. ^ 古今圖書集成』 巻51、《續齊諧記》の引用。
  11. ^ 古事類苑』歳時部十六>五月五日 巻51、《續齊諧記》の引用。
  12. ^ Chittick (2010), p. 111: "there is no evidence that he was widely worshiped or much regarded in popular lore prior to the sixth century CE".
  13. ^ 張 2012, pp. 193–194, 197.
  14. ^ 張 2012, p. 196.
  15. ^ 許, 2004 & 39-40.
  16. ^ 河田容英 (2019年9月2日). “川端道喜”. 美味求真.com. 2020年5月10日閲覧。
  17. ^ a b c d e 端午の節句の「ちまき」 包まれた中身が東西で違う!”. ウェザーニュース. 2020年5月10日閲覧。
  18. ^ a b c 宗政五十緒、森谷尅久 編『京都歲時記』淡交社、1986年、174ページ



ちまき

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/05/13 14:30 UTC 版)

OPEN小將」の記事における「ちまき」の解説

負けず嫌いおてんば娘。尻尾がちまきの形をしている。ひもがほどけて干涸びていたところをLOCKちゃん助けられ以来LOCKちゃん唯一の友だちになる。性別メス血液型不明好物は、ちまき。

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ちまき

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/16 01:47 UTC 版)

ドアマイガーD」の記事における「ちまき」の解説

第13話端午の節句無病息災や、息子成長を祝う京菓子

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ちまき (小肉粽)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/06 13:51 UTC 版)

OPENちゃん」の記事における「ちまき (小肉粽)」の解説

負けず嫌いおてんば娘。5月5日生まれハムスターで、尻尾がちまきの形をしている。ひもがほどけて干涸びていたところをLOCKちゃん助けられ以来LOCKちゃん唯一の友だちになる。性別メス血液型不明好物は、ちまき。

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ちまき

出典:『Wiktionary』 (2021/10/14 15:53 UTC 版)

名詞:粽

ちまき

  1. 米や餅を笹などの巻いて蒸したもの。(夏の季語
  2. (建築) 粽型。

語源

古典日本語ちまき」 < 「ち」() + 「まき」(巻き

発音

翻訳

名詞:千巻

ちまき(き)】

  1. 織られ織物巻き取るための状の部品

発音

語源

「ち」() + 「まき」(巻き

発音

三拍名詞一類(?)

名詞

ちまき

  1. (料理) ちまき。

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