ちご

デジタル大辞泉

ち‐ご【稚児／^▽児】

読み方：ちご

《「乳子(ちご)」の意》

１ ちのみご。赤ん坊。

「—を背に負った親子三人連(づれ)の」〈花袋・田舎教師〉

２ 幼い子。幼児。

「其の時某(それがし)は尚(なお)八歳の—にして」〈竜渓・経国美談〉

３ 祭礼や寺院の法楽などの行列に、美しく装って練り歩く児童。「—行列」

４ 寺院や、公家(くげ)・武家で召し使われた少年。男色の対象となることもあった。

「是も今は昔、比叡の山に—ありけり」〈宇治拾遺・一〉

神社用語集

稚児

読み方：ちご

神社の祭礼に際して、美しく化粧で整え参加している男女の児童のことです。ケガレのない童子・童女は、神霊の懸かる対象として、また神さまに仕える存在として特に尊ばれてきました。

新潟県田上町方言

ちご

方言	共通語	使用例または説明
ちご	稚児	赤子のことを言うが、神社の祭礼に参加する子供もちごと言う

甲州弁辞典

ちご～

甲州弁	意味	用例
ちご～

隠語大辞典

稚児

読み方：ちご

1. 男子同性〓姦ノ情交アル二人中年少者。〔第二類　人物風俗〕
2. 稚児。男色少年をいふ。普通「ちごさん」と呼ぶ。被鶏姦者の事なり。
3. 男色関係のある美少年のことをいふ。〔情事語〕
4. 〔学〕美少年のこと。男子同性愛の相手方となる少年のこと。女子が年少の少女を愛し、同性愛の対象とする場合には「オメ」と云ふ。
5. 男色関係のある美少年のことをいふ。
6. 〔隠〕男色関係のある美少年の事。
7. ⑴僧侶間で男色の少年のこと。⑵また一般にも男色関係の美少年のこと。

分類 僧侶、学、情事語

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JMnedict

児子

姓	読み方
児子	ちご

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

ちご

出典:『Wiktionary』 (2020/06/17 17:31 UTC 版)

名詞

ち↘ご【稚児】

1. 乳児。また、６歳以下の幼児。
2. 有髪の少年修行僧。
   • これも今はむかし。 比叡の山にちごありけり。 (宇治拾遺物語)
3. 祭りで着飾った少年少女。

語源

一説に、ちのみごの約。

関連語

• 熟語: 稚児行列

名詞

1. 乳児。また、６歳以下の幼児。
2. 有髪の少年修行僧。
   • これも今はむかし。 比叡の山にちごありけり。 (宇治拾遺物語)
3. 祭りで着飾った少年少女。

Weblio日本語例文用例辞書

「ちご」の例文・使い方・用例・文例

• 予想より多くいちごができた場合は、再度、週末の予約を受け付けます
• 息子はあなたたちご家族に会えるのを楽しみにしていました。
• 今度はいちご狩りに行きたいです。
• 私たちはいちごの苗を植え始めました。
• 息子はあなたたちご家族に会えるのを楽しみにしていました
• 彼女がこの町をあちこちご案内します。
• 彼らは温室でいちごを栽培している。
• 私はいちごを摘みに行った。
• いちごは今が出盛りです。
• いちごはいまがシーズンだ。
• 今いちごが最盛期だ.
• 主人にくちごたえするものじゃない
• 達する儀有之候条明日午前九時本裁判所へ出頭す可し｛たっするぎこれありそうろうじょうみょうにちごぜんくじほんさいばんしょへしゅっとうすべし｝
• いちごは、頑丈で育てやすい
• いちご状の外観を呈する鮮やかな赤色の皮膚表面の先天性の血管腫
• 石垣栽培という,いちごなどの栽培方法
• ごちごちと(音をたてる)