三省堂 大辞林 |
探偵作家・雑誌・団体・賞名事典 |
探偵小説(たんていしょうせつ)
1931年(昭6)9月創刊。博文館発行。
編集は前半期を延原謙、後半期を横溝正史が担当。
犯罪実話のほか、毎号翻訳の読切長編の探偵小説が掲載。ガボリオの「人か鬼か」(ルルージュ事件)、エラリークイーンの「和蘭陀靴の秘密」(「オランダ靴の秘密」)、メースンの「矢の家」、ベントリーの「生ける死美人」(「トレント最後の事件」)、ミルンの「赤屋敷殺人事件(「赤い館の秘密」)、クロフツの「樽」など長編探偵小説を日本初掲載した。江戸川乱歩はこの雑誌で長編翻訳探偵小説のおもしろさを知り、やがて原書を漁るようになった。
1932年(昭7)7月廃刊。計11冊。